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〜2025年12月7日 配信号〜
『日銀が「実質金利」図表資料を、欧米投資家や筆者と同じタイプに』
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----きょうのご挨拶------
こんにちは。児島です。
実質金利の重要性については、当メルマガで、重ねてお伝えしてきましたが、日銀の植田総裁が、12月1日の名古屋講演で、欧米の投資家や筆者が用いるタイプと同様の、実質金利のグラフを使用したことがわかりました。
ロイターが、今回の実質金利のグラフについて報じ、筆者も、日銀の発表資料で確認しました。
従来の日銀は、実質金利について、あいまいな説明でしたが、今後は、的確な議論が行われるのでしょうか。
きょうのNY1メルマガです。(2025.12.07.)
------NewYork1本勝負----
■日銀が「実質マイナス金利」を図解
当メルマガでは、実質金利の重要性について、重ねてお伝えしてきましたが、日銀の植田総裁が、12月1日の名古屋講演で、欧米の投資家や筆者が用いるタイプと同様の、実質金利のグラフ(図表)を使用したことがわかりました。
ロイターが実質金利のグラフについて報道し、筆者も、日銀の発表資料で確認しました。
『アングル:政策パスで日銀「布石」の思惑、タカ派利上げなら一段の円高も』(ロイター 12月5日)
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/YQOCBVUOZ5N35CYKSURTSGJG5U-2025-12-05/
「無担保コールレートから消費者物価上昇率(生鮮食品を除く前年比)を差し引く形に差し替わった。」
「6月にはマイナス1%台半ばと示されていた実質金利の数値は、マイナス2%台半ばに当たることが示された。」(以上、ロイター引用)
従来の日銀は、実質金利について、あいまいな説明だったんです。
以前に日銀が示した、1年物国債利回りから、日銀の予想物価上昇率の推計値を差し引くという方式も、なぜ、こういう計算をするのか、よく意味がわからないものだったのです。
ところが、今回の名古屋講演では、はっきりと、図表に、実質金利(無担保コールレート−CPI)と記載されています。
無担保コールレートは、政策金利の誘導目標(対象)となっている、金融機関の短期金利です。
ですから、基本的には、無担保コールレートと、日銀の政策金利は、ほぼ同じです。
またCPIは、「Consumer Price Index」の略称で、消費者物価指数です。
今回の日銀の名古屋講演の資料では、いわば、本物の実質金利の動きがグラフで示され、実質マイナス金利が図解で示されていることになります。
■実質マイナス金利の功罪
ヘッジファンドを含め、欧米の投資関係者が、実質マイナス金利に着目するのは、株式市場などへ、マネーが向かうことになるからです。
このため、実質マイナス金利であるかどうかは、投資判断には重要なポイントです。
しかし、株価を押し上げたり、景気を回復させる効果が生じる、実質マイナス金利にも、大きな副作用があり、タイミングを誤りますと、激しいインフレになります。
つまり、マネーが毀損される状態であるわけですから、インフレになるのです。
ですから、FRBやECBは、景気を刺激するために、実質マイナス金利にしても、インフレになりそうになると、すぐに政策金利を引き上げて、中立金利に戻しています。
■的確な議論が始まる?
本物の実質金利のグラフが、日銀から出てきたことで、今後、的確な議論が始まるのでしょうか。
このグラフでは、極めて大きな実質マイナス金利の幅であることは、一目瞭然です。
最近の日本の、食料品インフレの問題点は、長年の貧困化で、エンゲル係数が上昇した状態で、さらに、食料品価格が大幅に、集中的に上昇している点です。
このため、中・低所得層のダメージは、実際の家計では、全国消費者物価指数(CPI)の上昇率よりも、大きなものとなっています。
日銀が、12月会合で利上げをしても、景気や経済が良くなって利上げ、というよりも、円安や、食料品価格の上昇への対処という側面が強いでしょう。
(メルマガ 2025.12.07.号より)
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【編集後記】
実質金利、実質マイナス金利は、2021年ぐらいから、グラフを作成しますと、動きがよくわかります。毎月の全国消費者物価指数と、政策金利の数字で作成できます。
作成する時間がない方や、要領がよくわからない方には、国会図書館で数字を確認して、作成し、1000円ぐらいで配信しようと思いますが、ご希望の方は、ご案内いたしますので、メール下さい。
( y-k-com@ck9.so-net.ne.jp 児島 )
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