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〜2025年4月21日 配信号〜
『イースターと感謝祭。欧米の金融市場にも大きく影響』
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----きょうのご挨拶------
こんにちは。児島です。
突然の金融市場の変化で、あれっ、となることもある、欧米のイースターと感謝祭。相場の動きにも影響する2つのイベントとは・・
------NewYork1本勝負----
■欧米と日本で異なる感覚
日本の投資家にとって、突然、相場の変化が起きるように見えることもあるのが、春のイースターと、秋の感謝祭です。
イースターは、卵を飾ったり、ウサギさんが出てきたり、というのが、日本の感覚ですが、欧米では、イエス・キリストの復活にちなんだ、重要な行事なのです。
日本の感覚で難しいのが、イースターの日が、毎年、違うことです。
春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日となっており、3月のこともあれば、2025年のように、4月下旬のこともあります。(2025年は、4月20日)
イースターの前の金曜日は、「グッドフライデー」(聖金曜日)で、NY証券取引所などは休場です。
キリスト受難の聖金曜日から、キリスト復活の日曜日のイースターへという、3日間なのですが、投資銀行やヘッジファンドも、イースターの前は、大きな取引を手控えるため、イースターの前後で、相場の様相が変わることがあります。
■秋の感謝祭も
そして、秋の感謝祭も、日本と感覚が異なります。11月の第4木曜日が、感謝祭の日、Thanksgiving Dayで、アメリカの大統領が、七面鳥を「放免」したり、ニューヨークでは、メーシーズのパレードがあったりします。
(メーシーズパレード、ピカチューも登場)こうした、イースターや感謝祭は、欧米では、年間の大きなイベントですが、日本では、イベント感がないため、日本の投資家は、株式市場や、為替市場の相場の急変で「面食らう」ことがあります。
ですから、イースターの日程や、感謝祭の日程を把握することが、極めて重要で、感謝祭からクリスマスにかけての大型休暇を前に、大口投資家が、年間の取引を手仕舞うという、相場の大きな動きを、見ることもあります。
(2025.4.21.号より)
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【編集後記】
日本では、イースターや感謝祭の報道は、少なめなので、欧米の金融市場の動きが、「突然」に見えることがあります。
(児島)
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