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〜2026年8月26日 配信号〜
「米国債買い戻し」。秘められたベッセント戦略とは
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----きょうのご挨拶------
こんにちは。児島です。
アメリカのベッセント財務長官が発表した「米国債買い戻し」。
実は、あまり表面化していない、巨大なメリットがあるのです。
買い戻しを次々と行えば、当該債務の半値・丸儲けなどが、次々と現実化します。
アメリカの債務を、あっという間に削減することも可能な、「ベッセント・マジック」。
いったい、どういうことなのか?
きょうのNY1メルマガです。(2026.8.26.)
------NewYork1本勝負----
■「米国債買い戻し」秘められた戦略
アメリカ財務省による「米国債買い戻し」は、まず、米国債の需給を良くして、金利の上昇を抑制する手段です。
米国債の金利は、住宅ローンや、自動車ローン、クレジットカードの借り入れなど、アメリカ国民の生活に、幅広く影響しますから、特に、2026年11月に、中間選挙を控えたトランプ政権にとっては、非常に重要なポイントです。
こうした話は、メディアでも、見かけたことがあるでしょう。
しかし、もっとすごい、「ベッセント・マジック」があるのです。
■当該債務の半減、丸儲けも!
例えば、低金利時代に発行された米国債1億ドルがあるとしましょう。
日本円では、きょう、現時点の為替レートでは、159億円ですね。(メルマガ執筆時点、1ドル=159円前後)
低金利時代に発行された、長期の米国債は、当然、少ない金利しかもらえませんから、時価は、大変低くなっています。(一般的な米国債は、発行時の固定金利が原則)
例えば、金利1%が、あたりまえの時代に発行された米国債は、何十年も、満期償還まで、ずっと1%なんです。
今では、4%〜5%が、あたりまえですから、年間の金利比較でも、1億ドルならば、同じ米国債でも、1%で100万ドル(159万円)、4%で400万ドル(636万円)の受取りの違いがあるんです。
日本円では、目安ですが、ドル建てでは固定です。
この違いが、何十年も続くわけですから、すごい金額の差となってきます。
10年で、掛け算でどのくらい?
20年では・・?
ということで、固定金利1%の長期債は、要らない!?となって、金融市場の時価が、すごく低くなるのです。
現時点では、固定金利4%〜5%程度が、アメリカでは当然ですからね。
時価では、元本の半値とかも、普通にあると思いますよ。
ここまでの話で、「ベッセント・マジック」が、わかったでしょう。
つまり、例えば、アメリカ政府が低金利時代に、1億ドルを調達(=米国債を発行)した債務が、金利が上昇した現時点では、時価が半値の5000万ドル、というようなことも、普通にあるのです。
ベッセント財務長官が発表した「米国債買い戻し」をしますと、例えば、1億ドルの債務を、 5000万ドルで買い戻して、5000万ドルの利益!となります。
(現時点の為替レートでは、日本円159億円の債務を、79億5000万円で買い戻して、79億5000万円の利益に例えられる。)
買い戻しが半値になることは、十分あり得ますから、当該債務が半減するようなことが、次々と現実化しますよ。
まさに、「ベッセント・マジック」。
天才・ベッセント財務長官、ですね。
そんなバカな!ウソだろ?と思う人も、いるでしょう。
しかし、考えてみて下さい。あの日本の農林中金の巨額損失は、この逆のパターンなんです。
つまり、農林中金が、米国債の取引で巨額損失を出したパターンと、逆の取引は、巨額利益を生むのです。
さすが、ヘッジファンドが本職のベッセント財務長官、というわけです。
(メルマガ 2026.8.26.配信号より)
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【編集後記】
「米国債買い戻し」をする度に、当該債務が半額に、というようなことが、続出するでしょうね。
(児島)
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