☕️ 『メルマガ読者サロンページ』☕️
ご自由に全記事お読みいただけますが、初回のみ、無料メルマガにご登録下さい。
→まだ無料登録がお済みでない方は、こちら----PR----☆号外広告募集中☆ 最高成約1億円も!
富裕層メルマガに全面広告が可能です。
→ https://note.com/nihon_web/n/n02b1ba18bba0
----PR----
〜2025年11月11日 配信号〜
『実質マイナス金利は、2010年代前半やコロナ禍で実施すべきもの。今ではインフレ加速の副作用』
【メルマガ読者登録(無料)・登録解除】
http://www.mag2.com/m/0000270230.html
【号外広告 お問い合わせ】
https://note.com/nihon_web/n/n02b1ba18bba0
----きょうのご挨拶------
こんにちは。児島です。
2025年11月11日現在、日本の実質金利は、マイナス2.4%です。日銀の政策金利は、0.5%、直近発表の9月の全国消費者物価指数は、プラス2.9%ですから、大恐慌の直後や、コロナ禍のような時期に実施すべきレベルで、物価暴騰という副作用が起きています。
きょうのNY1メルマガです。(2025.11.11.)
------NewYork1本勝負----
■政策金利は、物価との比較で作用する
政策金利について、誤解されていることが多いのですが、名目の数字で、金融緩和や引き締めが決まるというわけではありません。
あくまで、インフレ率(消費者物価)との比較であって、途上国などで、政策金利が10%ぐらいでも、インフレが続いたりしているのは、インフレ率が、政策金利よりも高く、金融緩和になっているためです。
ですから、日本の政策金利が、0%や0.5%というのは、デフレ時代でインフレ率が、0%の時期には、ほぼ中立金利であり、こうしたデフレ時代で、政策金利が0%や0.5%というのは、金融緩和ではないことになります。(=中立金利)
まさに、日本のデフレ不況が長期化した原因は、2010年代に、日銀が中立金利を続けたためで、2010年代の前半に、現在のような実質マイナス金利政策を実施すべきでした。
その場合、名目の政策金利をマイナス2%程度にすると、実質金利は、マイナス2%ぐらいになります。
日本のデフレ不況の長期化で、倒産や貸し剥がし、住宅ローン破産、就職氷河期など、不況の底は深くなり、多くの日本国民の人生を左右しました。
■実質マイナス金利の副作用とは
大恐慌や、大不況対策として、実施される、中央銀行の実質マイナス金利政策ですが、これは、大きな副作用を伴います。
つまり、猛烈な物価上昇、インフレ加速を引き起こすのです。
大恐慌や大不況の際には、デフレ圧力が強いため、この副作用は、起きにくくなります。
このため、大恐慌や大不況対策として、実質マイナス金利政策が正当化され、インフレ加速のリスクよりも、景気・経済の浮揚が優先されます。
ところが、現在の日本では、今頃になって、日銀が実質マイナス金利政策を実施しています。
正確には、日銀が、ほぼ動かないことで、インフレ率の上昇により、実質マイナス金利が極めて大きくなっているのです。
9月の全国消費者物価指数の数字が、前年同月比プラス2.9%になっているのですから、本来ならば、日銀は、政策金利を2%〜3%ぐらいにしていなければなりません。
それが、わずか0.5%ですから、食品物価の暴騰が起きるのは、当然、実質マイナス金利の副作用です。
日銀は、2010年代前半には、政策金利を十分引き下げず、そして、2025年の現在は、政策金利を十分引き上げないことで、日本の国民生活に、大きな負の影響を及ぼしています。
(メルマガ 2025.11.11.号より)
※こちらは「まぐまぐ無料メルマガ」の一部をご紹介しています。記事全体や、最新号が気になる方は、こちら。
✅ニューヨーク1本勝負 きょうのニュースはコレ!(まぐまぐ無料メルマガ 約9000部)
→ https://www.mag2.com/m/0000270230
【編集後記】
食費負担の10%、20%アップで、「失われた30年」で貧困化した日本国民が、さらに追い込まれています。
(児島)
◇取材費・活動費のビットコインでの、ご寄付は、こちらのアドレスへ。
bc1q44s02su68kuxptwxlpduxzsu55zw8uev6zzn59
◇超長期の景気サイクルのリポートはこちら。
◇個別の経済情報面談レクチャー受付中です。(東京都内、2時間)
https://note.com/nihon_web/n/nc1222779ff3e (児島)
※このメルマガは、長期景気循環による、経済ファンダメンタルズを重視しており、短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には万全を期していますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。
-------------------
【NEXT】定番食品の物価上昇率は、ここ1・2年で、20%を超えている!🇯🇵(2025.10.23.)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2025/10/1220ny120251023.html?m=1
【NEXT】コンビニの値上げラッシュでわかった、「令和のコメ騒動」は、日銀の失策が原因(2025.10.26.)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2025/10/ny120251026.html?m=1
【NEXT】食品物価の暴騰を無視する日銀。株価5万円で政策金利は0.5%(2025.10.30.)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2025/10/505ny120251030.html?m=1
【最新の配信一覧】
https://note.com/nihon_web/n/naf782e1b04c4
【ピックアップ記事】
日本の現状は「スタグフレーション」である(2025.3.24)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2025/04/ny120250324.html?m=1
激戦州を制したトランプ氏。新大統領へ(2024.11.07)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2024/11/ny1.html?m=1
トランプ新大統領、支持者あいさつにバロン君も登場(2024.11.08)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2024/11/ny1_10.html?m=1
トランプ氏も主張!工場の海外移転が雇用に悪影響なワケ(2024.11.12)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2024/11/ny1_14.html?m=1
次期財務長官にベッセント氏指名で、次期FRB議長はウォーシュ氏が最有力に(2024.11.23)
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2024/11/frbny1.html?m=1
🗽まぐまぐ(無料メルマガ)
ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ
https://www.mag2.com/m/0000270230
🗽まぐまぐ(有料 金曜版 月額330円 税込)
ニューヨーク1本勝負 連動メルマガ(週1)
https://www.mag2.com/m/0001682243
🗽foomii NY1メルマガ / 月額1100円 税込







コメント
コメントを投稿