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〜2025年1月14日 配信号〜
『英国ポンド、金利との関係に変化の兆し』
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----きょうのご挨拶------
こんにちは。児島です。
これまで、英国では、インフレ率の高さは、金利引き上げ観測から、通貨高と判断されてきました。
しかし、最近の「英国債売り」で、状況が変化してきています。
------NewYork1本勝負----
■インフレ高の効果、あやふやに
これまでは、インフレ率の高さは、金利引き上げ観測の高まりから、英ポンドの上昇とみなされてきました。
ところが、最近の「英国債売り」で、状況が変化してきているようです。
「英国資産が再び下落、インフレ統計発表控え神経質な相場続く」(ブルームバーグ 1月13日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-13/SQ0WDCT1UM0W00
これは、基本的に、米ドルベースの話で、対円ということになると、微妙な側面もありますが、英国の金融に、変化の兆しが現れているようです。
■さらなる英国資産売りか
インフレ高の通貨安、というのは、いわゆる途上国型の動きと似ていて、労働党政権の英国が、金融市場に不安視されていることを示しています。
英国資産売りが、さらに、加速するとの観測も出てきて、当面、不安定な動きとなりそうです。
もっとも、日本の円も、売られていますから、対円ということでは、微妙かもしれません。(2025.1.14.号より)
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【編集後記】
英国では、1992年9月に、ポンド危機が起きています。再び、似たようなことが起きるのか?(児島)
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