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長期と中期の景気サイクルとは 2019.3.5.
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−−−−−−きょうのご挨拶−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんにちは。児島です。
景気サイクルには、長期と中期がありますが、
その関連性について、少しお話します。
きょうのメルマガです。
−−−−−−−−−−−−−−−−NewYork1本勝負−−−−−−−−−−−
■70年周期の長期サイクル
まず、長期サイクルですが、
これは70年前後の周期です。
第二次世界大戦が終わって、
上昇期に入り、
オイルショックで怪しくなり、
1990年のバブル崩壊で、
下降局面であることが、
顕在化しました。
このため、最近は、
ずっと、低迷していたのですが、
長期でみますと、
そろそろ上昇期に転換する、
あるいは、転換した時期にあります。
■中期は、下降開始か
一方、数年でめぐる、
中期のサイクルは、
FRBの利上げが鈍化し、
下降期に入ろうとしています。
長期と中期があると、
わかりにくいのですが、
長期の大きな動きの中で、
中期が、らせん状に
上下しているようなイメージです。
■長期と中期の関係
長期が下降しているときは、
中期の下降と重なると、
恐慌のような経済状態になります。
一方、長期が上昇しているときは、
中期が下降しても、
通常の不況程度になります。
ですから、今の時点は、
長期の上昇転換期で、
それなりの
中期の不況はあっても、
恐慌までには、なりにくいのです。
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【編集後記】
一方で、長期の転換期には、
大災害や戦争が、多い時期です。
この点は、要注意でしょう。
(児島)
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※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、
経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には、万全を期しておりますが、
記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。
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