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〜2025年1月12日 配信号〜
『グリーンランド問題は、どうなっている？』
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－－－－きょうのご挨拶－－－－－－
こんにちは。児島です。
トランプ次期大統領の発言で、急遽、注目が集まった、グリーンランド。
トランプ氏としては、グリーンランドに、世界が急遽、注目したことが、成果かもしれません。
－－－－－－NewYork１本勝負－－－－
■グリーンランドをめぐる情勢
グリーンランドは、氷と雪に覆われた「未開の地」というのが、世界の印象でした。
ところが、近年、氷河が溶け出し、広大な陸地が姿を現し始めました。
周辺海域では、ロシアの原潜が通過し、中国資本が資源開発に協力する状況が進んでいました。
グリーンランドは、ノルウェーやデンマークなどが、かつて影響力を行使していましたが、デンマークの自治領として「定着」することになりました。
歴史的には、バイキング系の人々が移住を試みては、気候の寒冷化で全滅するということが繰り返されています。
■「被害者」ではない、デンマーク
今回、小国のデンマークが、トランプ次期大統領に脅された「被害者」にも見えますが、デンマークは、グリーンランドを蔑ろにしてきた歴史もあるようです。
このため、グリーンランドの人々は、デンマークにも、アメリカにも従属する気はないようで、デンマークが、トランプ氏の発言の「被害者」かと言うと、それも、ちょっと違うようです。
こうした中、ロシアや中国が周辺活動を活発化しており、トランプ次期大統領は、これに楔を打ち込み、世界の目を、グリーンランドに向けさせたということのようです。（2025.1.12.号より）
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【編集後記】
これまで、厚い氷や雪に覆われた「未開の地」という印象だったグリーンランド。
氷河が溶け出し、資源開発、周辺海域の航行など、動きが活発化しています。（児島）
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