NY1メルマガ2017.3.20「大きな経済危機は、もう来ない」

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大きな経済危機は、もう来ない(2017.3.20)


こんにちは。児島です。
トランプ暴落、FRB利上げ暴落がある、など、様々に言われてきましたが、もう、大きな経済危機は、ありません。きょうは、その話題です。


■バブルのピーク通過と、逆の位置

1990年に、日本経済はバブルが崩壊し、その後、1989年12月につけた、日経平均の最高値3万8915円(終値)を上回ることは、ありませんでした。超長期の景気サイクルが、下降し、その後は、高値を上抜くことは、なかったわけです。

これと逆の意味で、同様に、現在は、超長期の景気サイクルが上昇転換し、最安値を下回ることはない、という見方です。

(参考記事)超長期の景気循環、コンドラチェフサイクル
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2019/04/ny12017227.html

バブル崩壊の直後は、少し調整すれば、また高値に戻るのではないかと、淡い期待を持ちがちですが、決して戻ることはありませんでしたね。逆に、最安値から上昇中の現在は、下がるのではないかと恐怖感を持ちがちですが、意外にも、下がらないわけです。

最近でも、英国のEU離脱ショック、トランプ・ショック、FRBの利上げショックと、様々な暴落説が、流布されました。しかし、大きな経済危機や、中期的な暴落は、起きていません。3月15日ショックも、空振りでした。

つまり、超長期の景気サイクルが、従来とは逆に、好転しているので、大きな経済危機は、起きないわけです。


■一方で景気の上昇は、起きやすい

現在、世界経済(とくに先進国)は、景気の上昇が起きやすいサイクルにあります。日本は、遅れていますが、アメリカに続いて、欧州も景気が回復。2017年の年央ぐらいには、欧米の好景気が、鮮明になってくるはずです。不思議なもので、景気の上昇を阻害するものは、次々と取り除かれます。

アメリカでの、オバマ政権(グローバル化による雇用喪失)から、トランプ大統領(国民の雇用創出)への交代も、大きな経済の流れからは、いわば必然であったわけです。

低賃金、雇用喪失、大企業の内部留保拡大、このような低賃金・デフレ的な政策は、超長期の景気サイクルの上昇によって、不思議と、排除されてゆくのです。

バブル崩壊後の超長期サイクルの下降局面では、次々と、いわば「トゲ」が刺さるような出来事が続きますが、反対に、超長期景気サイクルの上昇局面では、次々と「トゲ」が抜けてゆく、つまり、好況を阻害しているものが、次々と排除されてゆきます。

大きな、川の流れのようなものですから、好況の流れに合うものは、良くなり、一方で、デフレに乗じていたり、内部留保を抱え込んでいる企業は、不思議と立場が悪化し、逆転してゆくことになります。



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