NY1メルマガ2017.3.2「偉大なるアメリカの復活が、本物である理由」

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偉大なるアメリカの復活が、本物である理由

2017.3.2

こんにちは。児島です。
NYダウは、あっさり21000ドルを超えました。
3月1日終値は、303ドル31セント高の
21115.55ドルに。


■NYダウ、あっさり21000ドル超え

トランプ大統領の上下両院での一般教書演説を受け、NYダウは、21000ドルを突破。史上最高値を更新し、3月1日終値は、21115.55ドルです。

このメルマガでお伝えしてきましたように、2万ドルは、通過点に過ぎません。

(参考記事)NYダウ、初の2万ドル大台突破
http://archives.mag2.com/0000270230/20170126084846000.html

超長期の上昇サイクルに入っているためです。

トランプ大統領へのバッシングは、相変わらずですが、株価は正直です。逆に言えば、時代が、トランプ大統領のような、デフレや低成長からの脱却型の人物を求めていた、とも言えます。

最近、トランプ大統領への批判をみて、思ったのですが、独自に情報ルートを持つ著者や、自分でしっかり分析できる著者は、トランプ大統領を評価していることが多いですね。

逆に、何となく、または、もっともらしく、バッシングして、注目を集めようという著者、メディアは、批判しています。しかし、アメリカの景気が、本格的な上昇を始めると、バッシング派は、今後は、言いようがないでしょう。



■アメリカ復活が本物である要因

偉大なアメリカと言って、ヨイショするわけではないのですが、アメリカには、良い条件が、揃ってきています。

1.超長期の景気サイクルが上昇

まずは、超長期の景気サイクルの上昇があります。

(参考記事)超長期の景気循環、コンドラチェフサイクル
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2019/04/ny12017227.html

この景気サイクルは、アメリカに限ったものではありません。しかし、動きが早い国が、恩恵も早く受けることになります。自由の女神に象徴されるアメリカは、新しい産業への挑戦、起業に前向きです。起業家に、潤沢な資金の提供があります。リスクをとるマネーが、動いているのです。

また、履歴書に人種や年齢、顔写真を載せないなど、採用(=雇用)が柔軟。採用差別の禁止が、雇用回復を早めます。こうした面が、超長期サイクルの景気上昇の追い風を受けます。

例えると、追い風を受けて、船の帆を、大きくはる、あるいは、感度の良いアンテナを高く上げている。そういう国が、超長期サイクルの上昇=産業革命の恩恵を、最も大きく受けるわけです。

2.エネルギー大国、アメリカ

次に、エネルギー面。アメリカは、「21世紀のサウジアラビア」といわれています。シェールオイルの開発など、油田採掘技術の進歩で、原油は、自国で調達が可能になりました。今後、エネルギー革命が進みますと、原油から、他のエネルギーに主役が代わる可能性はありますが、それでも、原油を自国で産出できるということは、非常に大きなアドバンテージです。

これは、世界の警察官として、原油輸入のルートを確保しなければいけないという、従来のコストのかかる状況から、アメリカの負担を軽減します。

3.雇用重視の政策

そして、景気を押し上げる、雇用重視の政策。雇用が回復しますと、好循環が生じます。住宅ローンを組める人も増えますし、消費も、堅調に。個人消費の回復が、さらに景気を上昇させます。デフレ不況と逆で、好循環が生まれるわけです。

日本の、かつての高度経済成長も、そういう構図でしたね。

また、スモールビジネスの人たちが、動きやすいように、行政手続きの緩和、簡素化も進めています。スモールビジネスも、雇用政策と同じですから、これも効果的です。

さらに、アメリカは、どちらかというと、インフラの整備が遅れていたのですが、トランプ大統領は、インフラの整備にも投資する政策です。これは、かつて、ニューヨークでの不動産ビジネスを始めたころに、ニューヨークのビルを再生し、活性化させた経験が、背景にあるのでしょう。

インフラは、現状は、日本の東京の方が、整っているのですが、アメリカがインフラも整備すると、見違えるようになるはずです。インフラ整備のための、雇用創出もプラスですが、インフラ整備の後に、街を活性化し、世界中から観光客を集めると、今後ますます、アメリカの景気は、良くなります。

欧米諸国は、デザイン大国であるので、今後の、アメリカのインフラのデザインも、要注目ですね。


このような要因を考えますと、NYダウが、あっさり21000ドルを超えたのも、
容易に理解できます。つまり、アメリカの復活は、本物であるということです。



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