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自民が圧勝、利益確定スタンスで(2017.10.23)
こんにちは。児島です。衆議院の解散・総選挙は、事前の世論調査とほぼ同じ結果となりました。中期景気サイクルの下降転換を控えて、ここは、吹き値売りのチャンスです。
■解散のタイミング
今回の解散のタイミングは、このメルマガでお伝えしていますように、中期の景気サイクルが、ピークの時点。経済のスタンスからは、与党に「最適」なタイミングでした。
今年終わりか、来年初めには、中期の景気サイクルは、下降に変わりますから、安倍政権の支持・不支持は別として、経済の波という観点では、与党に「良い」タイミングでした。
株価が、高い状態では、政権の交代は、起きにくいのです。
また、衆議院選挙は、候補の人物本位という傾向があり、政権交代が起きるような動きは、通常は、なかなか難しいのが、経験則です。
■さながら「リストラ劇場」だった民進党
今回の選挙では、希望の党から「排除」されたメンバーが立憲民主党を設立。これは、国民の目からみると、さながら「リストラ劇場」でした。
実際は、国会議員という恵まれた立場の話であるのですが、国民からは、「リストラ劇場」に見えたのです。
解雇を言い渡されて、会社から「排除」される非正規雇用の人々。突然の、フリーランスの業務委託の解消や、取引を打ち切られる、零細業者。まさに、国民が被っている、悲痛な現実の、二重写しであったのです。
実際に、そうかどうかは別として、希望の党に入れなかった議員の姿は、会社から、冷酷に雇用を打ち切られる、「国民の姿」であったのです。
選挙の結果は、おおむね、世論調査と同じ結果となり、与党の圧勝、立憲民主党の躍進、という結果でした。
■利益確定のチャンス
海外投資家は、これから日本株を買い増す動きもありますが、ここは、利益確定のチャンス。来年初めの、景気下降に備えて、ある程度、ポジションを調整すべきです。
好材料で、吹き上がったところを、売り、です。
ただし、超長期の経済サイクルは、上昇転換していますから、以前のような、悲惨な恐慌とかは、ないと言えます。超長期が上昇する中での、中期サイクルの下降を、来年初めに控えている、という意味です。
午前7時現在、1ドル=113円80銭付近。1ユーロ=134円付近です。
日経平均株価も、マーケットがオープンすれば、大幅上昇が見込めます。ちょうどよい、利益確定のチャンスです。(売り切りでなく、ポジション調整)
【2017.10.23メルマガ】
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