円キャリートレードの見極めが難しいワケ【NY1】2026.9.10.

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 〜2026年9月10日 配信号〜

『円キャリートレードの見極めが難しいワケ』


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----きょうのご挨拶------

こんにちは。児島です。

ドル円は、2026年6月〜7月にかけて、1ドル=160円を超える取引が多く、一時163円台の後半まで、ドル高・円安が進む場面がありました。

しかし、「突然」の円高で、9月10日12時現在、153円40銭付近となっています。

日米の金利差に注目した「円キャリートレード」は、巨額の含み益が、一挙に消える動きとなっています。

きょうのNY1メルマガです。(2026.9.10.)

------NewYork1本勝負----


■難しい「円キャリートレード」の見極め

1ドル=160円を超えて、ドル円の買いポジションは、巨額の含み益を生み出す状況となっていました。

FXでレバレッジを10倍かけますと、日米の金利差が4%程度であれば、年間40%前後の金利を受け取ることができるのが、円キャリートレードです。

ところが、この円キャリートレードは、一種の「バブル」のようなもので、何年かかけて、ジワジワ含み益が巨額になり、浮かれていると、ある日「突然」、大幅な円高という巻き戻しが起きて、わずか数日の値動きで、あっという間に、含み益が消えてしまう、というようなことが、過去にも、しばしば起きているのです。

ですから、ほどほどのところで、やめておけば良いのでしょうが、「バブル崩壊」と同じく、後から見ないと、どこが天井か、なかなかわからないのです。


■戻るかどうかは、わからない

天井の形成までは、下がっても、再び上がる、ということを、繰り返しますが、今回のように、10円前後の幅での円高となり、日米の金融当局も、行き過ぎた円安の阻止で、足並みを揃えているとなると、再び160円には戻らない可能性も、出てくるわけで、円キャリートレードのトレーダーは、極めて難しい判断を迫られます。

ですから、円キャリートレードは、弾ける半年前とか、1年前に、早々に利益確定をするのが、無難な方法で、その後も上がり続けているのを、傍観する必要があるわけです。

しかし、「突然」の円高に巻き込まれてしまいますと、何年か頑張ってきたのに、含み益が消えて、ポジションを閉じるのか、戻らない可能性がある中で、損失拡大も覚悟するのか、極めて難しい判断を迫られることになります。

(メルマガ 2026.9.10.配信号より)


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【編集後記】

株価のバブル形成と、バブル崩壊と同様に、「円安バブル」と、急速な円高(=「バブル崩壊」)は、セットということになります。

円キャリートレードのトレーダーは、極めて難しい判断となります。

(児島)


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