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FRBに衝撃的な人事!トランプ派がFRB理事へ
(2019.3.23)
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−−−−−−きょうのご挨拶−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんにちは。児島です。
現在、FRBの理事は、2つの「空席」が
ありますが、このうち1つの理事ポストに、
トランプ派の人物が指名されました。
これは、FRBには、衝撃的な人事です。
きょうのメルマガです。
−−−−−−−−−−−−−−−−NewYork1本勝負−−−−−−−−−−−
■トランプ派が、FRB理事へ
トランプ大統領は、FRBの理事に、
ヘリテージ財団のエコノミスト、
(=共和党系の保守派シンクタンク)
ステファン・ムーア氏を指名しました。
(Stephen Moore氏、スティ─ブン・ムーア氏)
トランプ大統領は、ツイッターで、
次のようにツイート。
It is my pleasure to announce that @StephenMoore,
a very respected Economist,
will be nominated to serve on the Fed Board.
I have known Steve for a long time
− and have no doubt he will be an outstanding choice!
(日本時間2019年3月23日午前1時47分、
トランプ大統領のツイッターより)
そして、何と言っても、
このムーア氏は、
「TRUMPONOMICS」(トランポノミクス)
という本の、著者(共同著者)であり、
トランプ大統領の経済政策を、
主張してきた、
「バリバリ・トランプ派」の
エコノミスト、評論家なのです。
ムーア氏は、これまで、
ウォール・ストリートジャーナルに
出稿したり、
ブルームバーグの
テレビに出演したり。
しっかりと、
自説を主張するタイプで、
まさに、
トランプ大統領の経済政策の、
推進者の1人であるのです。

■FRBの利上げペースを批判してきた、トランプ大統領
FRBの利上げペースが、
早すぎるとして、
FRBを批判してきた、
トランプ大統領。
まさに、ムーア氏の指名は、
FRBに対して、意見を言うのと、
同じことになります。
マーケットは、ムーア氏の指名を、
織り込むように、
円高ドル安に。
FRBの利上げが、今後は遅くなる、
金利が低め(ドル安)になる、
という連想です。
3月22日(金)の
ニューヨーク市場は、
1ドル=109円90銭前後で、
取引を終えています。
久しぶりの、
109円台となっています。
今回発表された、
ムーア氏の指名は、
FRBのパウエル議長にとっては、
利上げがしにくくなる、
ということで、
FRBの「利上げ・インフレ抑制」型の運営は、
困難さを増すことになります。
事実、先日のFOMC会合後の、
パウエル議長の記者会見は、
利上げについて、
非常に「抑制的」でした。
ムーア氏が、新たに理事に
指名されるのではないか、
という話は、
既に流れていましたから、
FRBとしては、
トランプ大統領の主張に、
ある程度、
配慮せざるを得なかったのでしょう。
■「次期FRB議長含み」もある得る!!
そして、何と言っても、
ムーア氏が、
次期FRB議長含みで、
理事になった、
という見方もできます。
例えば、日本でも、
地方銀行の専務クラスに、
日銀出身者が、就任したりしますが、
次期・頭取含み、ということは、
よくあることです。
これと、似たような感じが、
しないでも、ありません。
ムーア氏は、
テレビにも、出演し慣れていて、
コミュニケーション力も、十分。
身振り・手振りを交えて、
はっきり、わかりやすく説明します。
今後、ムーア氏が、
次期FRB議長候補に
浮上してくることも、
十分、あり得るでしょう。
逆に、パウエル議長など、
現在のFRBの
メンバーの中心は、
民主党のオバマ政権のときに、
選ばれた人が、まだ多いわけです。
ということは、
現在の、
ほとんどのFRBのメンバーは、
今回の事態を、
かなり、恐れているはずです。
実際、歴史的にみましても、
かつて、高金利路線の
FRBボルカー議長(当時)は、
レーガン大統領(当時)によって、
徐々に、まわりの理事の
交代を進められ、
FRB議長職から去りました。
(→グリーンスパン氏に交代)
これと似たような展開が、
今後、
起きるのではないかという
ことです。

【関連記事】2019.4.3
トランプ大統領とFRB、ガチンコ・バトルが明らかに
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2019/04/frb_15.html
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【編集後記】
これは、
現在のFRBメンバーに
とっては、
衝撃的でしょう。
為替レートも、一気に、
1ドル=109円台に
入ってきました。
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※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、
経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
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