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ZOZO前澤社長のリスク管理は、上手い
（２０１９年４月２９日）
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−−−−−−きょうのご挨拶−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんにちは。児島です。
話題の「ZOZO」が、決算を発表しました。
散々な報道が、多いですが、
この決算をみて、前澤社長のリスク管理の
上手さを感じた人は、少ないのでしょうか。
きょうのメルマガです。
−−−−−−−−−−−−−−−−NewYork１本勝負−−−−−−−−−−−
■営業利益２５６億円、当期利益１５９億円で株暴落？
アパレル販売のZOZOは、４月２５日に、
２０１９年３月期の決算を発表しました。
売上高１１８４億円
営業利益２５６億円
経常利益２５７億円
当期利益１５９億円
利益全般は、
２０１８年３月期に比べて、
おおむね、２割減っています。
それで、株価は、
４月２６日に、１９６５円
（前日比２０１円安、−９．２８％）
となり、大暴落。
このメルマガでは、
日本の株式市場全体については、
既に、
２０１７年にピーク水準と書き、
２０１８年にも、株価下落と
言ってきましたから、
ZOZOのこうした値動きも、
株価全体の下降局面を反映しています。
こうした株価の下降局面は、
おおむね、
１年半から２年ぐらい続くのが、
通常ですから、
しばらく、こうした動きは、
続きます。
一方、こうした動きが、
転換した時には？
また、上昇相場が、始まります。
それに備えて、ZOZOのような、
リスク管理が上手い会社について、
ウォッチするのは、有意義でしょう。
■２割の減益に抑え、想定内の水準
今回の決算は、前澤社長にとって、
まさに、想定内でしょう。
メディアでは、あたかも、
ZOZOが、つぶれそうな勢いの
報じ方が、目につきます。
しかし、
PB（プライベートブランド）の
挑戦で失敗し、
この分の減益ですから、
わかっていた話です。
挑戦は、成功も、失敗もあります。
失敗したところが、
２割の減益なのですから、
前澤社長のリスク管理は、
上手いといえるでしょう。
逆にみますと、
PBの失敗以外は、
ほとんど、
以前に近い水準で、
利益を出しているということです。
もし、ZOZOのような
成長株に投資する場合は、
早めに投資して、
景気が下降局面に入る前の、
２０１７年に売るか、
市場が、悲観して、
株価が下がったときが、
投資のポイントとなります。
前者の投資は、
既に時期が過ぎていますが、
後者の投資では、
これからが、まさに、
ウォッチの時期に入ります。
前澤社長の優れているところは、
失敗したPBは、
すぐにやめたり、
大幅縮小している点です。
減益２割で、
損切りできるわけですから、
リスク管理は、上手い社長です。
この点が、あたかも、
朝令暮改のように、
メディアで批判されていますが、
ズルズル続ける方が、
よほど危険です。
このメルマガでは、
ほとんどの人が、
景気が良くなると言っていた、
２０１７年に、
景気が転換すると言ったり、
今回も、暴落のZOZOの、
リスク管理が上手いと言ったり、
大勢のメディアとは、
見解が、大幅に異なるわけですが、
前澤社長が、健在な限り、
ZOZOの経営は、
うまく進んでいくと思えます。
【まぐまぐ大賞２０１８】
マネーボイス部門トップ１０入り
ニューヨーク１本勝負「連動メルマガ」
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毎週金曜日＋緊急市況メール（こちらは有料版）
【編集後記】
野村証券の赤字幅の大きさは、
異常ですね。
（＝野村ホールディングス）
経常赤字３７７億円、
当期赤字１００４億円と、
巨額です。
（ご参考）
２０１７年メルマガ記事
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2019/04/ny120171023.html
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2019/04/ny120171026.html
→NY1メルマガ最新記事
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