NY1メルマガ2018.8.24「次期ECB総裁は、ドイツかフィンランドか!?」

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次期ECB総裁は、ドイツかフィンランドか!?
2018.8.24


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---きょうのご挨拶--------------


こんにちは。児島です。

世界の中央銀行をウォッチしている、
このメルマガとしては、
そろそろ、ECB(欧州中央銀行)の
次期総裁について、書かなければなりません。

ECB総裁の交代は、
来年(2019年)の秋です。

イタリア出身のドラギ総裁の任期も、
あと1年余りとなっています。


-------------NewYork1本勝負----



■次は、ドイツか、フィンランドか


来年10月で、ECB(欧州中央銀行)総裁の
任期が満了となる、ドラギ総裁。


マイナス金利を、思い切って導入し、
ECBの中央銀行預金金利は、
マイナス0.4%です。


デフレ停滞の日本に比べて、
ECBは、
しっかり短期金利を引き下げ、

景気回復と、インフレ率2%が、
達成される方向にあります。


振り返ってみますと、ドラギ総裁は、
市場とのコミュニケーションも巧みで、
欧州の景気回復を、果たしつつあります。


さて、このドラギ総裁の任期は、
来年(2019年)10月まで。


そろそろ、次のECB総裁が誰になるのか、
話題になってきています。


従来から、名前が上がっているのは、
ドイツとフィンランドの2人です。


ドイツのバイトマン・ドイツ連銀総裁と、
フィンランドの
リイカネン・前フィンランド中銀総裁。


このほか、レーン・アイルランド中銀総裁も、
一部で、名前が上がっています。



■バイトマン氏の就任説は後退?


きょう、各紙で報じられていますが、
従来から本命視されてきた、
ドイツのバイトマン・ドイツ連銀総裁の就任説が、
やや後退したと、指摘されています。


メルケル首相が、ドイツとして、
ECB総裁職よりも、欧州委員長職に、
関心があるのではないかとみられているためです。


バイトマン氏のECB総裁就任は、
従来から、実は、困難視されていました。


というのは、欧州は、ドイツのような国ばかりでは、
ありません。


ドラギ総裁は、イタリア出身で、そのあたりを、
うまくオペレーションし、
周辺国の経済状況にも、配慮してきました。


しかし、仮に、バイトマン氏がECB総裁に就任しますと、
周辺国の反発が、予想されるからです。


ギリシャ危機の際にも、
ドイツのスタンスに批判が起きていましたが、
ドイツのECB総裁の話ならば聞けない!
ということが、起きうるのです。


これが、極端に進むと、EUの結束が崩れ、
EU崩壊ということにも、なりかねません。


実際、イタリア政権入りした「同盟」は、
バイトマン氏のECB総裁就任を、
強く、けん制しています。


バイトマン氏が、ECB総裁として、
「ドイツ感覚」「ドイツ常識」で、
金融引き締めを行えば、

欧州が、バラバラになることも、
あり得る状況です。



そこで、最近は、沈黙している、
フィンランドの
リイカネン・前フィンランド中銀総裁を、
中心として、

アイルランドの
レーン・アイルランド中銀総裁などの名前も、
一部であがっています。


フィンランドのリイカネン氏は、
今年7月に、フィンランド中銀総裁を、
後任に交代しています。


有望な位置にいますが、
時期尚早なのでしょうか、
最近は、スタンスが、はっきりしません。


いずれにしましても、
欧州の結束という面からみますと、
ドイツのバイトマン氏が、
ECB総裁になるのは、
予想以上に、ハードルが高いということです。


ですから、ドイツ以外の、
欧州の中堅の国から、ECB総裁を選ぶという
可能性が、やはり高いと言えます。



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