NY1メルマガ2018.5.21『ゼロ金利でも金融緩和ではない時も! 日銀は、金利の仕組みを国民に説明すべき』

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『ゼロ金利でも金融緩和ではない時も!
  日銀は、金利の仕組みを国民に説明すべき』
2018.5.21
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■インフレ率2%は、目安


世界の中央銀行で、インフレ率2%を目途としているのは、
名目の「数字の居心地」との兼ね合いの問題から、です。


つまり、あまりマイナスだと、
預金の名目の金額が、毎年マイナスで減ってしまう、
あまり、いい感じはしない、でしょうし、

インフレ率が高すぎると、値札をすぐに付け替えたり、
その都度の対処が大変、ということです。


ですから、インフレ率2%ぐらいが、
プラス金利の世界で生活するには、
ちょうどよい、ということになるわけです。


ところが、日銀のように、
実際は、激しいデフレが起きているのに、
マイナス金利に躊躇して、金利の調整ができず、
デフレ・スパイラル型の金融政策を行うと、

実勢の物価の下落に比べて、金利が高すぎることになり、
いつまでもデフレが続くことになります。


金利の調整以外にも、様々な政策はありますが、
それらは、
「腕力でどうにかしよう」という種類になりますから、

一時的には良くても、やはり、
金利の調整が合っているかどうか、
これが、重要ポイントになってくるわけです。


ですから、ゼロ金利が、金融緩和と思っていると、
実は、ぜんぜん金融緩和ではなかった、
ということが、ある得るのです。


これが、まさに日本であり、
多くの国民は、金融緩和と思い込んでいたところが、
実は、それほど金融緩和ではなく、
デフレ・スパイラルに陥っていた、ということです。


日銀は、正直に、国民に金利の仕組みを、
説明する以外に、ないでしょう。

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