NY1メルマガ2018.1.1「2018年の経済見通し」

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2018年の経済見通し
2018.1.1

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---きょうのご挨拶--------------

新年あけまして、おめでとうございます。

本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

「ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!」
発行人の児島です。

新年恒例の、経済予測です。

-------------NewYork1本勝負----



■2018年は、景気下降


2017年は、トランプ政権で、経済危機が起きるとか、
春先に、恐慌が起きるとか、様々言われていました。


しかし、このメルマガでは、一貫して、
景気は上昇すると書いてきました。


銀座一等地は、25%上昇、やはりバブル景気は始まっている(2017年3月22日)
http://archives.mag2.com/0000270230/20170322105916000.html


大きな経済危機は、もう来ない(2017年3月20日)
http://archives.mag2.com/0000270230/20170320110506000.html


みんなが、2017年(特に前半)に、経済危機が起きると言っていたのに、
メルマガの内容は、本当かな、と思われたかもしれませんね。


一方で、2018年の経済予想は、景気下降です。



■大統領就任1年、FRB議長交代


アメリカの景気は、大統領選挙に向けて良くなり、
1年目も、おおむね、そのまま良好です。


しかし、大統領就任1年を過ぎたあたりで、
少し息切れするのが、アメリカの景気のパターンです。


また、FRB議長が、2018年2月に交代します。


FRB議長が、イエレン氏からパウエル氏に交代するわけですが、
パウエル氏の議長としての手腕は、未知数です。


おおむね、FRB議長の交代にあわせて、マーケットが、
新任の議長を試すかのような動きをします。


このため、一転して、株価が下落するとか、
そのような展開になりやすいのです。


アメリカ、ヨーロッパの順に、景気が回復し、
次は、日本かという時期に、景気後退が始まりやすいという
タイミングにも、一致しています。


具体的には、2018年は、株安・円高になりやすいということです。



■恐慌には、ならない


しかし、2018年の景気後退は、恐慌のような、
大規模なものとは、異なります。


それなりの値幅と、期間はあるでしょうが、
経済の超長期サイクルが上昇転換しています。


ですから、戦後の高度経済成長の日本で、
しばしば起きた不況と、同じ程度となるでしょう。


それなりの不況ではあるのですが、
その後に、回復しますので、深刻な大恐慌とは異なります。



■日本の街中の景気は・・


さて、気になる日本の街中の景気ですが、
これまで、最悪の状態が、あまりに長かったことから、
街中の景気や雇用は、このまま回復を続ける可能性があります。


つまり、日経平均の大幅下落や円高が起きても、
生活の実態では、回復の傾向が持続する可能性があります。


戦後の日本を振り返ってみましても、
超長期の景気サイクルが上昇している間は、
それほど、不況が深刻化していません。


1990年以降のバブル崩壊、リーマンショックというのは、
超長期の景気サイクルが下降している中での出来事です。


超長期のサイクルは、もう、上昇転換しています。


これからは、1990年の時点で、その後の日本が、
長く、暗いトンネルに入るのが、予想しにくかったのと逆。


今では、全く考えられないような、
明るい日本が、予想外に訪れる可能性が高いのです。


先日のメルマガでお伝えしましたように、
ファッションの色は、キャメルが流行してきていますし、
音楽も、1980年代へ回帰の傾向がみられます。


つまり、暗く、鬱陶しい生活には、
みんな飽き飽きしていて、明るい方向に進みたいのです。



今の、50歳代から上の世代は、経済力が強かった頃の
日本を知っています。


かつては、GDPは、アメリカに次いで、世界2位だったのです。


それが、トランプ政権の前の、欧米勢の「入れ知恵」で、
リストラが経済を良くすると思い込まされ、
悲惨な、経済状態に陥ったわけです。


トランプ政権の前の、欧米勢は、
日本を衰退させようとしていました。


それに、まんまと乗せられ、
誤った「構造改革」「リストラ」で、日本は自滅してしまったわけです。


彼らが、気に入っていたのは、小泉政権。


気に入らなかったのは、菅(直人)政権と、安倍政権。


民主党の菅政権と、自民党の安倍政権を同じにするな、
と、支持者から怒られそうですが、それは、こういうことです。


菅政権は、東日本大震災で、東電の撤退をやめさせ、
東日本の壊滅を防いだ。


安倍政権は、日本の経済力を本当に復活させようとしている。


つまり、右か左か、自民党か、それ以外か、という尺度ではなく、
日本が、良くなるのかどうか、という尺度なのです。


こうした、日本を陥れようという動きは、
トランプ政権の誕生で、旧勢力が動きにくくなっています。



さて、今の、20歳代、30歳代は、デフレの姿の日本しか、
知らないわけですが、今後は、お楽しみというわけです。


ですから、ビットコインで大儲けするのも、
大いに結構。


新しい動きに、積極的に乗ってゆくことが、
これからの時代には、「吉」ということになります。


2018年の景気は、後退の予想であるものの、
長期的には、日本には、大いに期待できるということです。





※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には、万全を期しておりますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。

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