NY1メルマガ2017.5.7「フランス大統領選挙後は、大丈夫なのか?」

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フランス大統領選挙後は、大丈夫なのか?
2017.5.7


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---きょうのご挨拶--------------


こんにちは。児島です。

フランス大統領選挙は、きょう行われます。
グローバル主義のマクロン氏か、反グローバルの
ルペン氏か。

ユーロ・ドル相場は、マクロン氏の勝利を織り込み、
金曜日の相場では、上昇して引けています。


-------------NewYork1本勝負----



■グローバル主義 対 反グローバル主義


フランス大統領選挙のテレビ討論では、マクロン氏の
優勢が伝えられています。


討論の様子を見ますと、マクロン氏が、
ルペン氏を激しく攻撃する場面が目立ちました。


勢いよく、まくしたてるのは、反グローバル主義の
「専売特許」ではないと、言わんばかりの調子です。


討論をみますと、反グロ―バルの動きについては、
「負け犬」とまで言い切っています。


どうやら、マクロン氏は、「中道」ではなく、
露骨なグローバル主義の本流候補のようです。




■フランス大統領選挙後は、大丈夫か?


フランスは、先進国ではありますが、抗議活動で
路上の車に放火したり、という過激な行為は、
しばしば起きています。


これは、やはり、フランス革命の、お国柄なのでしょう。


こうした抗議行為が、「普通のこと」だとみられている
ようです。


消火活動の消防士も、手慣れたものです。



フランス大統領選挙で、いずれの候補が勝つにしても、
混乱が起きないか、大丈夫なのかと思います。


マクロン氏は、グローバル主義の弊害を、あまり、
認識していないようで、多くの国民から恨まれる可能性があります。


一方、ルペン氏の集会の映像をみますと、
全体主義的な雰囲気というか、やはり怖いという印象があります。



ユーロ・ドル相場は、フランス大統領選挙は、
マクロン氏の勝利であると、既に織り込んでいます。


ルペン氏が、トランプ大統領のように、
大方の予想外の勝利を収めるのは、確率的には、かなり低いですが、
フランス大統領選挙後に、何らかの混乱が起きないか、要注目でしょう。


今回、確率は、高くはないですが、万が一、予想外に、
ルペン氏が勝つようなことがあれば、
週明けのユーロ相場は、織り込みと逆の結果となり、大混乱となるでしょう。





※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には、万全を期しておりますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。

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