『メルマガ読者サロンページ』
ご自由にお読みいただけますが、初回のみ、無料メルマガにご登録下さい。
→まだ、無料登録がお済みでない方は、こちらから。
マクドナルドの逆襲、大復活の兆しが・・
2017.3.31
【メルマガ読者登録(無料)・登録解除】
http://www.mag2.com/m/0000270230.html
まぐまぐ殿堂入り・「MONEY VOICE」採用メルマガ
【号外広告のお問い合わせ】080-1721-5482(随時)
http://www.movie-marketing.jp/koukoku2
---きょうのご挨拶--------------
こんにちは。児島です。
客離れが顕著で、迷走を続けたマック。
しかし、創意工夫で、復活の方法をつかんだようです。
-------------NewYork1本勝負----
■マック復活の「モデル店舗」が・・
東京の小田急・経堂駅の南口15秒にある、
マクドナルド経堂駅前店。
久しぶりに、マックに入ったが、これは、マック大復活の
「モデル店舗」(筆者)だった。
まず、客が待たずに購入できるように、店員がテキパキしている。
店内にゴミは、落ちていない。
この店舗は、1階と2階があるのだが、内装は、北欧風のデザインというか、
明るく、色彩豊かで、クリエイティブ。
いわゆる「壁紙」を、大胆なデザインをして、清潔感のあるイメージに
なっている。
これなら、繰り返し利用しよう、と思える店だ。
■成城学園前や表参道のマックは閉店
マックの苦境は、店の内装が陳腐化、店員の対応に問題がある、
ゴミ箱は、あふれている、という状況が原因で、客離れが起きていたものだ。
店員も、あまり良い待遇ではなかったのであろう。
店内の清掃は、行き届かず、接客も、良くなかった。
早く買おうと、マックに行ったら、時間がかかる。
あまり、気分の良くない対応をされた、などなど。
店舗の運営が、どこか、殺気立っていたのだ。
これでは、くつろぎの時間を過ごしたいという、客のニーズとは正反対で、
マックをやめて、スタバやドトール、タリーズへという客の移動が起きていた。
成城学園前や、表参道にあったマックも、こうした問題を抱えていた。
以前は、ときどき立ち寄っていたが、すっかり、行かなくなり、
気づくと閉店していた。
昔の、日本のマクドナルドは、接客も、店内の清掃も、ゆきとどいていたので、
みんな行っていたのだが、最近は、いわゆる、外国並みのマクドナルドに、
変質していたわけだ。
アメリカなどのマックは、やはりゴミが落ちていたり、接客が良くなかったりするが、
外人があまり気にしないということも、やや、あるのだろう。
しかし、アメリカのマックも、新興ハンバーガー店に押されているので、
外国の消費者も、選択肢があれば、良い方に流れるわけだ。
さて、日本では、マックカフェは、一定のレベルを維持していたのだが、
マックの不振は、消費者にとって、やはり、というものだった。
この課題の解決は、かなり難しく思えたが、マックの努力とアイデアで、
これがクリアされつつある、ということなのだ。
■スマホ・クーポンで、価格の難題もクリア
マックは、店内のオペレーションのほか、価格設定の問題も、抱えていた。
メニューが高いと、お客が来てくれないし、安くすると、採算に響く。
採算に問題が起きれば、内装や、接客、店員の待遇が悪化するという、
スパイラル、悪循環である。
これは、簡単ではない問題であったが、マックは、うまくクリアしてきている。
カギは、スマホアプリでのクーポン(期間中、何回でも使用可能)だ。
つまり、たまたま訪れた客や、駅前で、時間をつぶしたり、
パソコンで作業する必要から入店した客には、高めのメニュー。
高めのメニューというのは、普通のマックのメニューが、
いまは、デフレ不況の時期に比べて、高めになっている、ということ。
なので、普通にマックを利用すれば、結構な金額になる。
その日だけ、立ち寄った客や、駅近くで時間をつぶす必要がある客からは、
価格が高めのメニュー(=普通のメニュー)で、お金を頂戴するわけだ。
一方、安いから、繰り返しマックを利用する、という客は、どうするか。
以前なら、メニューを高めにすると、客数が減り、リピーターが減るという
現象が、起きていた。
1回あたりの購入額は、少ないが、繰り返しの利用で、
年間とか、1ヶ月あたりの購入額は、わりとある、という客層である。
これまでの考え方では、こうした客を切り捨てて、高価格路線を進めるしか、
方法はなかったのであるが、この問題をクリア。
スマホアプリで、期間中、何回でも使えるというクーポンを
マックは発行している。
私のスマホでの表示(3月31日現在)は、
マックフライポテトが、Sサイズでも、Lサイズでも、
1個150円。(4月5日未明までの期間)
プレミアムローストコーヒーMが100円。(4月7日未明までの期間)
チーズバーガーハッピーセット
店頭価格490円→クーポン価格370円(4月7日未明までの期間)
ダブルチーズバーガーセット
店頭価格620円→クーポン価格550円(4月5日未明までの期間)
こうした価格で、店内の内装が、クリエイティブで、清潔であれば、
客は、マックを再び利用するであろう。
苦難の時期を経験した日本のマクドナルド。
現在の戦略は、日本でも機能するだろうし、
日本での成功例を、海外の店舗に生かすということも、視野に入ってくる。
これは、マック大復活の兆しといえるだろう。
コメント
コメントを投稿