NY1メルマガ2017.1.23「米国民の雇用と生活向上を最優先するトランプ大統領」

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米国民の雇用と生活向上を最優先するトランプ大統領
2017.1.23    

【メルマガ登録・解除】 http://www.mag2.com/m/0000270230.html 【号外広告】お問い合わせ080-1721-5482(随時) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんにちは。児島です。 トランプ大統領のパレードは、華やかでした。 一部メディアは、寂しいパレードであったとか、伝えていますが、 ライブで見た方は、そんなことはないと、実感があるでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■米国民の雇用と生活向上を、最優先 トランプ大統領の就任は、先進国経済の姿を、大きく変えます。 オバマ政権のもとでは、過剰なグローバル化が進み、 先進国では、貧困化が進みました。 オバマ政権のもとで、巨額の利益を上げるグローバル企業。 一方、米国民は、雇用を失うなど、生活が苦しい。 オバマ政権の「建前」と「実際」が、大きく違っていたのです。 つまり、オバマ政権は、「建前重視」の政権であって、 演説では、美しい話をしても、実際は違っていた、ということです。 2期目には、テレビなどで、オバマ前大統領の話がはじまると、 テレビは、誰も聞いていない、スイッチを切る、ということになっていたのです。 そして、米国民は、あれだけトランプ・バッシングがあったにもかかわらず、 トランプ大統領を選んだわけです。 一方、トランプ大統領は、「実質重視」型。 実際どうなのか、を、判断基準にしています。 日本のメディアの伝え方をみていますと、 オバマ大統領の支持が、米国民のコンセンサスのように見えますが、 実際は、違っていて、雇用をどうにかして欲しい、生活を再建したい、 という切実な声が、トランプ大統領を押し上げたのです。 メディアは、人権問題などに関して、トランプ大統領を批判しますが、 一方で、オバマ政権のもとで、シリアで内戦が激化し、 ISが中東で活発化したことについて、あまりオバマ政権の責任を追及しません。 これらの問題は、人権蹂躙も、甚だしい、にもかかわらず、です。 また、オバマ政権のもとで、多数の黒人が警察官に射殺されたことも、 オバマ政権への批判になっていません。 これらは、オバマ政権のもとで起きていた問題であり、 トランプ大統領の、言葉遣いの問題などとは、ケタ違いに大きな話です。 しかし、なぜか、トランプ大統領の資質は問題にしても、 オバマ大統領の資質は、問題にしないのです。

■グローバル化とリストラをセットにした政策は、誤り

トランプ大統領の誕生の背景には、
行き過ぎたグローバル化と、リストラによる企業収益の増加が、
景気向上には、結びつかないという現実があります。

格差を拡大し、いわゆる中間層の消失、手取り収入の減少によって、
デフレ不況を深刻化させてきたのです。


これは、考えてみれば、あたり前なのですが、
一般国民の手取り収入が増え、雇用が安定していないと、
消費は低迷し、デフレ不況が深刻化するばかりです。

日銀の量的緩和が、インフレ促進に効果がなかったのも、
一般国民の手元に、カネがないのであれば、あたり前です。


儲かった巨額のカネで、国を良くするために、
破格の散財をしようとか、そういう経営者は、今はいないのです。

トランプ大統領が、強く言わないと、グローバル企業経営者は、
米国民の雇用のこととかは、ほとんど考えていないわけです。



■NAFTA見直しは、試金石に

今回、NAFTA、北米自由貿易協定が、見直されようとしています。

メキシコの経済的な繁栄や、中米市場での販路の開拓を本気で考えている、
という企業にとっては、見直されても、あまり大きな問題ではないでしょう。

しかし、単にメキシコの人件費が安い、という理由だけで、
国境を使って、アメリカに輸出していたのであれば、
NAFTA見直しは、重大な懸念です。


NAFTAのメリットがなくなれば、即、メキシコ工場縮小、
ということであれば、メキシコの信頼も、失うでしょう。

単に、人件費が安いから、メキシコ人を使っていたのか、
あるいは、違うのか。

トランプ大統領の登場で、欧米や日本の企業も、
どういう企業姿勢なのか、「丸裸」にされようとしています。



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