NY1メルマガ2017.12.1「パウエル新議長に、戸惑うマーケット」

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パウエル新議長に、戸惑うマーケット
2017.12.1

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---きょうのご挨拶--------------

こんにちは。児島です。

パウエル氏が、FRBの新議長に決まりました。

しかし、どのようなスタンスなのか、
マーケットは、戸惑いをみせています。

-------------NewYork1本勝負----



■ハト派の度合いは?


パウエル新議長は、イエレン議長の路線と、ほぼ同じとみられています。


しかし、実際に、どの程度、ハト派なのかが、マーケットには浸透していません。


現状と同じなのか、それとも、さらに緩和的なのか?


マーケットは、戸惑いをみせています。



■12月利上げ見通し


12月のFRBのFOMC会合では、利上げが見込まれています。


イエレン議長も、締めくくりとして、利上げをするでしょう。


一方で、パウエル新議長が、利上げと逆行する、緩和策を、
実施するのかどうかが、よくわかっていません。


2018年のマーケットは、パウエル新議長を、
どのように織り込み、動くのか、不透明です。


2018年は、アメリカ大統領の就任1年で、景気が減速しやすい時期。


さらに、FRB議長が交代(2月)すると、マーケットが混乱するという
ジンクスがあります。


ですから、2018年は、あまり、安易な期待を持たない方が、よいでしょう。


世界景気(米国景気)が減速しますと、日本も影響を受けます。


日本は、まだデフレを脱却したとは、言い難い状況です。


(ご参考:マネーボイス記事)
http://www.mag2.com/p/money/338669


ですから、再び、デフレモードが、何かと目立つ1年になるかもしれません。



もっとも、長期的には、景気サイクルは上昇過程に入っています。


(ご参考:コンドラチェフサイクル)
http://archives.mag2.com/0000270230/20170227071449000.html


ですから、リーマンショックのような、決定的な不況にまでは、
ならないと思います。


しかし、不況期は、それなりのものですから、
日本の、戦後から1990年までの間の、不況期をイメージするといいと思います。


成長期でも、それなりに不況はありましたから、それなりの備えは、必要でしょう。



※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には、万全を期しておりますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。

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