NY1メルマガ2017.11.3「パウエル氏がFRB議長に決まる!」

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トランプ大統領、パウエル氏をFRB議長に指名
2017.11.3

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---きょうのご挨拶--------------

こんにちは。児島です。

注目されていた、アメリカの中央銀行、
FRBの新議長人事。

トランプ大統領は、現在FRB理事の、
パウエル氏を指名しました。

-------------NewYork1本勝負----



■トランプ大統領、パウエル氏を指名


市場の焦点となっていた、FRBの議長人事は、
パウエル氏(現・FRB理事)が、指名されました。


トランプ大統領が、日本時間の3日未明、発表。


事前に、メディアで報じられていた人事で、
特に、マーケットの動きはなし。


ムニューシン財務長官が、パウエル氏を、
トランプ大統領に推薦していたので、
現在の金融政策は、ムニューシン財務長官が
仕切っていることが、明らかになりました。


スタンフォード大学教授のテーラー(テイラー)氏など、
ドル金利の利上げ派は、新議長には指名されず、
このメルマガでは、副議長が有力とみていた、
パウエル氏が、FRB議長に。



■短期的に市場は、「歓迎する」が・・


今後、FRBの副議長が、決まるので、
このポジションに、テーラー氏や、ウォ―シュ氏が
入る可能性は、まだ残っている。


パウエル氏が、いわゆる「ワンポイント・リリーフ」に
なる可能性もあるわけですが、
中期的には、やはりFRBの運営に不安感が出てくる。


つまり、あまりに、市場に配慮しすぎたために、
FRBが、独自のパワーを発揮できるのか、
疑問を持たれかねないわけです。


ホワイトハウス、ムニューシン財務長官とすれば、
パウエル氏が新議長となれば、
ほとんど対立することがなく、
容易に金融政策を運営できるでしょう。


極めて、やりやすいパートナー、ということです。


しかし、市場は、必ずしも、
思ったようにコントロールできるわけではないので、
中期的には、何らかの問題が生じる可能性が大きい。


「ゆがみ」が生じた時に、対処する人物がいなくなるのです。



■2018年前半は、要注意


今回の結果を受けて、特に、
FRB議長が交代する2018年2月以降、
市場の波乱には、要注意ということになります。


中期的な景気サイクルが、下降局面に入ってくるし、
何らかの波乱が起きる可能性は、かなり大きい。


とくに、ニューヨークは、これから11月半ばを過ぎると、
夕方に暗くなるのは早いし、時雨模様の日が多い。


みぞれや、雨、雪がぱらつく天気で、
暗くなるのは早いし、
とても、ドンドン株を買うとか、金融商品に強気になるような、
気分にはならないというのが、人情。


マーケットの関係者といえども、午後には、ポジションを早く閉じて、
帰りたい気分になるだろうし、
大きな失敗はぜずに、家族と「暖かいクリスマス」を過ごしたいというのが、
アメリカ人でも、普通の感覚です。


そうすると、利益確定とか、ポジションの解消とかが、
起きやすく、それが一斉行動の引き金になったりするわけです。


市場に配慮したパウエル新議長の人事が、かえって、
中期的には、問題を生じる可能性があるといえるでしょう。



※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には、万全を期しておりますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。

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