『メルマガ読者サロンページ』
ご自由にお読みいただけますが、初回のみ、無料メルマガにご登録下さい。
→まだ、無料登録がお済みでない方は、こちらから。
トランプ大統領、パウエル氏をFRB議長に指名 2017.11.3 【メルマガ読者登録(無料)・登録解除】 http://www.movie-marketing.jp/melmaga-koukoku まぐまぐ殿堂入り・「MONEY VOICE」採用メルマガ http://www.mag2.com/m/0000270230.html 【号外広告のお問い合わせ】080-1721-5482(随時) http://www.movie-marketing.jp/koukoku2 ---きょうのご挨拶-------------- こんにちは。児島です。 注目されていた、アメリカの中央銀行、 FRBの新議長人事。 トランプ大統領は、現在FRB理事の、 パウエル氏を指名しました。 -------------NewYork1本勝負---- ■トランプ大統領、パウエル氏を指名 市場の焦点となっていた、FRBの議長人事は、 パウエル氏(現・FRB理事)が、指名されました。 トランプ大統領が、日本時間の3日未明、発表。 事前に、メディアで報じられていた人事で、 特に、マーケットの動きはなし。 ムニューシン財務長官が、パウエル氏を、 トランプ大統領に推薦していたので、 現在の金融政策は、ムニューシン財務長官が 仕切っていることが、明らかになりました。 スタンフォード大学教授のテーラー(テイラー)氏など、 ドル金利の利上げ派は、新議長には指名されず、 このメルマガでは、副議長が有力とみていた、 パウエル氏が、FRB議長に。 ■短期的に市場は、「歓迎する」が・・ 今後、FRBの副議長が、決まるので、 このポジションに、テーラー氏や、ウォ―シュ氏が 入る可能性は、まだ残っている。 パウエル氏が、いわゆる「ワンポイント・リリーフ」に なる可能性もあるわけですが、 中期的には、やはりFRBの運営に不安感が出てくる。 つまり、あまりに、市場に配慮しすぎたために、 FRBが、独自のパワーを発揮できるのか、 疑問を持たれかねないわけです。 ホワイトハウス、ムニューシン財務長官とすれば、 パウエル氏が新議長となれば、 ほとんど対立することがなく、 容易に金融政策を運営できるでしょう。 極めて、やりやすいパートナー、ということです。 しかし、市場は、必ずしも、 思ったようにコントロールできるわけではないので、 中期的には、何らかの問題が生じる可能性が大きい。 「ゆがみ」が生じた時に、対処する人物がいなくなるのです。 ■2018年前半は、要注意 今回の結果を受けて、特に、 FRB議長が交代する2018年2月以降、 市場の波乱には、要注意ということになります。 中期的な景気サイクルが、下降局面に入ってくるし、 何らかの波乱が起きる可能性は、かなり大きい。 とくに、ニューヨークは、これから11月半ばを過ぎると、 夕方に暗くなるのは早いし、時雨模様の日が多い。 みぞれや、雨、雪がぱらつく天気で、 暗くなるのは早いし、 とても、ドンドン株を買うとか、金融商品に強気になるような、 気分にはならないというのが、人情。 マーケットの関係者といえども、午後には、ポジションを早く閉じて、 帰りたい気分になるだろうし、 大きな失敗はぜずに、家族と「暖かいクリスマス」を過ごしたいというのが、 アメリカ人でも、普通の感覚です。 そうすると、利益確定とか、ポジションの解消とかが、 起きやすく、それが一斉行動の引き金になったりするわけです。 市場に配慮したパウエル新議長の人事が、かえって、 中期的には、問題を生じる可能性があるといえるでしょう。 ※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、経済のファンダメンタルズについて書いたもので、 短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。 ※情報の収集には、万全を期しておりますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。
コメント
コメントを投稿