NY1メルマガ2018年12月「NY市場でクリスマス大暴落。日経平均先物１０００円近い下げ」

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NY市場でクリスマス大暴落。日経平均先物１０００円近い下げ
２０１８年１２月



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－－－－－－きょうのご挨拶－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－


こんにちは。児島です。

マティス国防長官が、新年１月１日に、
前倒しで、辞任することに。

また、ムニューシン財務長官は、
アメリカの大銀行と、連絡をとっています。

さらに、トランプ大統領と、
FRBの対立が、先鋭化。

こうしたことが相次ぎ、
クリスマスイブの
NYダウは大暴落。

日経平均先物も、大暴落し、
下落幅が、前週末比、
１０００円近くに迫っています。

きょうのメルマガです。


－－－－－－－－－－－－－－－－NewYork１本勝負－－－－－－－－－－－



■マティス国防長官、１月１日辞任


２０１９年２月末に、
当初は辞任することになっていた、
マティス国防長官は、
２０１９年１月１日に辞任することに。


マティス国防長官は、
軍人でありながら、「好戦的」ではなく、
シリアの化学兵器使用問題で、
トマホークでシリアを攻撃した際にも、
これで終わり（一撃だけで終わり）、
ということを強調し、
戦争の拡大を防ぎました。


こうした側面が、
各方面で評価されてきたのですが、
中国とアメリカ艦船の、異常接近などでは、
「弱腰」と言う批判も、出ていました。


中国に慎重な、マティス国防長官。


トランプ大統領は、
なぜ、もっと強気な行動をとらないのか、
やられっぱなしではないかと、
思っていたようです。


そして、シリアやアフガニスタンで、
予算や兵力を消耗したくない、
トランプ大統領との、
意見の相違が鮮明になり、
今回の辞任劇となったわけです。


マティス国防長官の辞任は、
軍事力行使の「敷居の低下」という形で、
影響が、現れるでしょう。


１２月２４日のNYダウは、
６５３ドル安、
２万１７９２ドルとなっています。


クリスマス大暴落といえる
状況です。



（ご参考）１２月１７日記事
NYダウは、フラッシュクラッシュ「先端部分」にきている
https://www.mag2.com/p/money/610037


■複合要因のクリスマス大暴落


このクリスマス大暴落の要因は、
複数あります。


金融市場の危機的な動きを、
察知したためか、
ムニューシン財務長官が、
アメリカの巨大銀行と、
相次いで協議。


また、FRBの利上げを牽制していた、
トランプ大統領と、
FRBの対立が、深刻化。


メキシコとの国境の壁をめぐる、
民主党との予算の対立から、
政府機関の一時閉鎖。


このような複合要因が、
原因となっています。

■日経平均先物は、１万９２５０円に暴落


こうした動きを受け、
日経平均先物（シカゴCME）は、
円建てで１万９２５０円。

ドル建てで、１９２９０円。


日本の前営業日１２月２１日（金）の
日経平均は、
２万１６６円ですから、
１０００近い、大暴落となっています。


シンガポールの夜間市場は、
日本時間午前５時過ぎ現在、
１万９３２０円付近です。


また、WTI原油先物は、
６．３８％もの急落で、
４２．６８ドル（日本時間３時４４分現在）で、
今後の４０ドル台割れも、
浮上してきました。

☆毎週金曜日＋緊急速報（こちらは有料版）
http://www.mag2.com/m/0001682243.html



【編集後記】
日経平均は、あっという間に、
１万９０００円台を割り込む可能性も、
出てきました。
（児島）





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※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、
経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
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