『メルマガ読者サロンページ』
ご自由にお読みいただけますが、初回のみ、無料メルマガにご登録下さい。
→まだ、無料登録がお済みでない方は、こちらから。
中期の景気サイクル「終わりの始まり」
こんにちは。児島です。これまで、確信をもって、利上げを進めてきた、FRBですが、今後については、経済の強弱次第、というスタンスをみせています。これは、今回の中期の景気上昇が、そろそろ、転換することを示しています。(2018.11.22記事)
■FRBは、利上げ打ち止めを意識
アメリカの経済の回復、上昇に伴って、これまで、段階的な利上げを進めてきた、FRB。これまでの利上げは、景気が過度に過熱しないように、「巡航速度」で、好景気が長続きするよう、行っているものです。そのFRBが、最近は、利上げの打ち止めを意識しています。
利上げの打ち止めは、金利が上がらないので、プラスに思われがちですが、これは、景気上昇からの転換を示します。つまり、「利上げ打ち止め」は、経済予測では、実は、悪材料なのです。悪材料と言っても、 景気は、いつかは、下降しますから、仕方がないわけですが、FRBが、そろそろ、景気の下降に、備え始めたことは、重要です。
■一番危険は、利下げ。それまでは模様眺め
景気転換シグナルで、一番危険なのは、FRBの利下げです。FRBの利下げがあれば、明らかに、景気は下降です。リーマンショックなどでも、「緊急利下げ」がありましたね。利下げは、良いニュースではなく、悪いニュースなのです。FRBは、まだ、利上げの打ち止めを模索している段階なので、急に利下げすることは、ほとんどないですが、景気のピークアウトは、近いということです。アメリカで、アップルなど、ハイテク株が、大きく下げ始めていますが、これは、明らかな、兆候と言えます。
(ご参考)11月2日配信「高値波乱の株価。アップル株の行方に注目」
https://archives.mag2.com/0000270230/20181102183715000.html
大型株などは、反応が遅いですから、全体が、景気の下降を反映するには、時間がかかります。こうしたタイムラグが、景気の転換を、わかりにくくしていて、よく、株価が急落しても、「実体経済は、良い」というコメントが、出たりするのも、この頃です。
アメリカの感謝祭や、クリスマス前に、投資銀行の担当者が、利益を確定させ、あたたかいクリスマスを迎えようとしますから、季節的にも、高値波乱が起きやすくなります。この高値波乱は、そのまま、株価の下落や、景気の下降に続く場合と、また次の年に、やや回復する場合があります。
ですが、景気の下降が近いことには、変わりがないため、保守的な投資家は、キャッシュポジションを高めます。日産のゴーン会長の逮捕も、こうした、景気の転換の、シグナルかもしれません。こういう転換期には、大きな経済事件があったり、するものなのです・・・
『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』1万部
すべてのメルマガ記事を読む(メルアド・無料)↓
こちらの記事は、すべて無料でお読みいただけます。
送信・登録ボタンは、右側にあります。
<<NY緊急情報メールあり>>
→無料登録できない場合、こちらから
・パリ「炎上」。増税・リストラ路線のマクロン大統領、不支持7割超に
・「プラザ合意」「バブル崩壊」。元・日銀理事「生き証人」が怪死
・英ブレグジット、議会否決の可能性
・信用されない日銀の通貨高現象。どうなる?
【編集後記】
FRBの利上げ見送りで、株価が上昇したような場合が、典型的な転換のサインだったりします。そして、今後、もし利下げがあったりしたら、すぐに相場から逃げるサインといえるでしょう。(2018.12.2追記)
『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』
発行人:児島康孝
発行:1万部
発行歴:10年以上
配信:まぐまぐ(無料メルマガ)
※読者プライバシーは、「まぐまぐ」で保護されます。
ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!
https://www.mag2.com/m/0000270230.html
(無料購読)
【まぐまぐ大賞2018】ランキング入り
ニューヨーク1本勝負「連動メルマガ」(月額330円税込・週1回)
http://www.mag2.com/m/0001682243.html
【世界の最新・軍事情報】foomii
NY1メルマガ(月額1100円税込・週5日)
https://foomii.com/00173
(foomii)
コメント
コメントを投稿