【NY1メルマガ】英中銀、利下げ観測が浮上(2020.1.13メルマガ)

英中銀、利下げ観測が浮上(2020.1.13)

こんにちは。児島です。 週末は、イランがウクライナ機の 撃墜を認めたり、 また、台湾では、総統選挙で、 独立派が圧勝したりと、 大きなニュースが続きましたね。 さて、今号は、英中銀の 利下げ観測が浮上している話です。 FRBに追随するのでしょう。 きょうのメルマガです。(2020.1.13)    

■英中銀、今月「利下げ」観測浮上 

英国の中央銀行、イングランド銀行は、 1月30日に、政策金利を発表します。 この今月の発表で、利下げを 表明するのではないかと、 みられているのです。 ブリハ英中銀金融政策委員、 指標改善なければ利下げ支持へ=FT (ロイター) FT紙が、英中銀のブリハ委員の インタビューを掲載し、 利下げの動きを報じました。 このため、英ポンドは、 週明けから下落し、 午後8時30分現在、 ポンドドルは、 1.2980前後となっています。 

■英中銀も、FRBに追随か 

FRBは、インフレ率が上昇してこない状況を 詳しく分析し、金利の水準を低めにしています。 

(ご参考)FRBは低インフレを分析し、金融政策を調整した(2019.12.14) 
https://ny1-nikotama0001.blogspot.com/2019/12/ny1frb20191214.html 

これは、リーマンショックの 歴史的な大恐慌のあとで、 実社会では、雇用がまだ十分、 行きわたっていないため、 インフレ率が、上昇しにくいわけです。 日本の場合も、同じですが、 仕事を失った人が、多すぎて、 まだ、雇用が良くなるには、 時間がかかるのです。 インフレ率が、しっかり上昇するのは、 おそらく、まだ10年先のことでしょう。 インフレ率の上昇を心配するよりも、 上がってこないことの心配をする 必要がある、ということです。 

ですから、英中銀も、 FRBに追随し、景気や雇用を優先して、 利下げすることになるのでしょう。 英中銀や、FRBは、 世界の先進国の中では、 景気の「かじ取り」は、上手いですが、 それでも、まだ、金利を低めにする 必要性を認識しているということです。 インフレ率を、 重視しているからこそ、なのですが、 対照的な日銀との、 景気対策への取り組みの格差は、 広がるばかりです。 

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【編集後記】 
デフレを放置する日銀。 インフレ率が低いので、 調整する、FRB。 景況に、大きな違いを 引き起こしています。 (児島)


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