【NY1メルマガ】メイ首相辞任の流れは決まったが、すっきりしない英国政界 2019.5.19

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メイ首相辞任の流れは決まったが、すっきりしない英国政界 
2019.5.19

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−−−−−−きょうのご挨拶−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


こんにちは。児島です。

ブレグジット問題への対処で、
英国を混乱に陥れた、
メイ首相は、辞任する流れが決まりました。

ボリス・ジョンソン氏が、
保守党の党首選に立候補を表明しており、
メイ首相からの交代が、
メインシナリオとなっています。

きょうのメルマガです。


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−−−−−−−−−−−−−−−−NewYork1本勝負−−−−−−−−−−−



■すっきりしない、メイ首相「辞任」


メイ首相が、辞任を、
はっきり表明するのではないかという、
観測が流れては、あいまいなまま、
という状況が続いてきた、
英国の政界。


ここにきて、
ボリス・ジョンソン氏が、
保守党の党首選への立候補を表明し、
メイ首相→ボリス・ジョンソン首相誕生、
という流れが、見えてきましたが、

場合によっては、
労働党(野党)と、保守党(与党)の、
立場が変わる可能性も、
なきにしもあらず、です。


これまで、何度も、
メイ首相が辞任を表明するという観測が、
流れてきましたが、
メイ首相は、それは、いつなのか、
はっきり言わず、
あいまいな状態が続いてきました。


ブレグジットの採決も、
何度も繰り返され、
どこに向かっているのか、
誰にもわからない、
という状況が、ずっと続いています。









■6月上旬の採決で、メイ首相辞任の流れ


ようやく、6月上旬の議会での
ブレグジット採決をもって、
メイ首相が辞任という流れが、
はっきりしてきましたが、
メイ首相自身が、
はっきりしません。


保守党で、ボリス・ジョンソン首相の誕生と、
なりそうですが、
何とも、わかりにくい展開です。


逆に、マーケット、金融市場は、
あまりに、何度も、採決が行われたため、
慣れっこに、なりました。


あまりの迷走ぶりに、
驚かなくなっている、というわけです。


これは、逆説的には、
メリットだったのでしょうか。


いずれにしましても、
6月上旬には、
英国政界の視界不良も、
いくぶん、晴れてきそうです。






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【編集後記】
英国の政界の混乱も、
ようやく方向が見えてくるのか?
メイ首相の「あいまい戦略」が、
混乱を長引かせてきました。
(児島)





※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、
経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。

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