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日本の石油元売り、イラン産原油輸入停止の報道相次ぐ 2018.9.5 【メルマガ読者登録(無料)・登録解除】 http://www.movie-marketing.jp/melmaga-koukoku まぐまぐ殿堂入り・「MONEY VOICE」採用メルマガ http://www.mag2.com/m/0000270230.html 【号外広告のお問い合わせ】080-1721-5482(随時) http://www.movie-marketing.jp/koukoku2 ---きょうのご挨拶-------------- こんにちは。児島です。 8月22日のメルマガで、 「イラン産原油の禁輸は、想像以上の事態となる可能性」 として、配信しましたが、 やはり、9月に入り、日本の元売り各社が、 イラン産の原油の輸入停止するとの報道が、 相次いでいます。 -------------NewYork1本勝負---- ■日本の元売り各社、イラン産原油輸入停止へ報道相次ぐ 日本の石油元売り各社が、 イラン産の原油輸入を停止するとの報道が、 9月初め前後から、相次いでいます。 (以下、各社のネット配信) JXTGなど3社、イラン原油10月輸入停止へ (日経 8月30日) イラン原油輸入停止へ 元売り各社、10月から代替 (共同 9月1日) イラン原油の輸入停止へ 日本元売り、ガソリン高騰拍車も (中日新聞 9月2日) 石油元売り各社 イラン産原油輸入を停止へ (サンケイBiz 9月4日) いよいよ、 イラン産の原油輸入がストップしようとしていて、 原油輸入国である日本は、 大きな影響を受けそうです。 従来は、アメリカの対イラン政策が、 日本では、半信半疑で受け止められていたのですが、 これが、現実化しようとしています。 イラン産の原油禁輸問題については、 こちらのメルマガ記事を、ご参照ください。 「イラン産原油の禁輸は、想像以上の事態となる可能性」 (ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!8月22日号) https://archives.mag2.com/0000270230/20180822153658000.html ■アメリカは、産油国になっている!! 従来からのイメージでは、アメリカは、石油(原油)の輸入国で、 大量の石油を輸入しているというものです。 しかし、アメリカは、「21世紀のサウジアラビア」となっており、 石油輸入国というイメージを、変える必要があります。 これは、シェールオイルやシェールガスの採掘技術の 大幅な進歩で、従来の状況が、一変しているからです。 ですから、アメリカは、石油や天然ガスを輸出できる国であり、 エネルギー資源大国となっているのです。 アメリカ経済の問題を、指摘する論者は多いですが、 アメリカが、エネルギー大国・資源大国となっていることは、 ほとんど、考慮されていません。 エネルギー大国には、経済にゆとりが生まれます。 掘れば、どんどん、資源が出てくるからです。 中東の産油国をみれば、わかりますが、 その恩恵は、大きいのです。 (2017年記事ご参照) 「偉大なるアメリカ」の復活が、本物である3つの理由 (マネーボイス2017年3月5日記事) https://www.mag2.com/p/money/35291 ■アメリカは、イラン産が禁輸でも、困らない アメリカが、「21世紀のサウジアラビア」となったことから、 アメリカは、イラン産の原油が止まっても、 ほとんど影響を受けません。 逆に、資源国なので、石油の輸出先の拡大さえも、 可能となります。 輸入国が、調達先を、イランからアメリカに、 切り替えるというような動きも、考えられます。 ですから、困るのは、日本やヨーロッパの輸入国という ことになります。 日本では、あまりイメージされていませんが、 イラン産の原油輸入がストップするということは、 大問題であるのです。 これには、金融制裁も、セットになっていますから、 金融と資源で強みがある、アメリカは、 優位なポジションにいる、ということです。
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