NY1メルマガ2018.1.31「フィンランドの公共放送局YLE。 なぜか、日本語の大統領選挙の啓発動画流す」

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フィンランドの公共放送局YLE。
なぜか、日本語の大統領選挙の啓発動画流す
2018.1.31

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---きょうのご挨拶--------------


こんにちは。児島です。

きょうは、ちょっと変わった話題です。

このメルマガで、フィンランドの話題は、
何度かお伝えしていますが、

フィンランドの公共放送局YLEが、
突然、日本語の大統領選挙の啓発ビデオを
フィンランド国内で流しました。
(1月28日投開票済み)

これは、何なんでしょう??

センター試験の「ムーミン問題」の、
ユニークな「意趣返し」の話題化??

今、話題になっただけ、なのか??


-------------NewYork1本勝負----



■フィンランドの公共放送局YLE


フィンランドの公共放送局YLE(発音は、イエレ)は、
いくつかのチャンネルも持ち、フィンランドで
最大の存在感がある放送局です。


私は、2011年の東日本大震災の時に、
フィンランドにいて、

YLEが、日本の大震災のニュースを
「ヤパ二・カタストロフ」として、連日流しているのを見て、

YLEの放送局としての存在感の大きさを、目の当たりにしました。
(フィンランドでは、日本は、「ヤパニ」と呼んでいる。)


YLEは、ほとんど、日本のテレビ局の特番と同じようなレベルで、
東日本大震災の映像素材を、放送していました。


このYLEのアナウンサーは、フィンランドでは、有名な方なのでしょう。


スーツをびしっと着こなしている男性アナウンサー、
エレガントな服装の女性アナウンサーがニュースを読んでいます。



■YLEが突然、大統領選挙の啓発で、日本のアニメ動画


さて、このYLEが、なんと、フィンランドの大統領選挙
(1月28日投開票済み)の啓発動画として、
日本語の動画を流しました。


いわゆる「勧善懲悪」型のアニメ。


字幕には、最初から日本語の「大統領選挙」が大書き。


正義の味方の胸には、なんと「民主主義」と書かれています。


また、走る車には、「孤独ライダー」と書かれています。


「待たせたな」「ガキじゃ、かなわないぜ」など、
日本語のナレーション。


ナレーションが、日本語ながら、
ちょっと日本人には、聞き取りにくいのです。


たぶん、日本人の英語が聞き取りにくいのと、
同じような感じなのでしょう。


日本語なのですが、繰り返し聞き返さないと、
日本語で、何と言っているのか、言葉がわかりにくいのです。


まあ、フィンランドの人は、フィンランド語の字幕がありますから、
ストーリーが、わかるわけですね。


私は、日本のフィンランド大使館のツイートで知ったのですが、
ネットでみますと、
テレビ朝日の報道ステーションにも、取り上げられたようですね。


動画は、こちらで見ることができます。
https://twitter.com/FinEmbTokyo/status/957243125176598529



■ムーミン問題への、ユニークな「意趣返し」話題化??


センター試験で、ムーミンの国を問う問題が出たことが、
日本で話題になりましたが、この「意趣返し」の話題化??


関係なく、今話題になっただけ、でしょうか??


ところで、フィンランドは、議会など政治の場でも、
名実ともに、完全に男女平等となっていて、

テレビで議会を見ていても、日本の共学の小学校の学級会を、
高度にして大人の世界にしたような雰囲気です。


そのような雰囲気ですから、
日本のアニメを流すという大胆な啓発動画でも、
許容されるのでしょう。


何といっても、地下鉄に改札ナシ、ベーシックインカム実験、
街は大胆なデザインや教会建築でカラフルというお国柄。


日本で、外国語の動画で、啓発ビデオを流すと、
けしからん、となるでしょうが、
フィンランドでは、許されてしまうのですから、大胆なお国柄ですね。


国全体の経済規模や、総合力では、日本が上なのですが、
暮らしぶりや、カルチャー面では、日本を大きく上回るフィンランド。


フィンランドを研究することが、
日本の将来にプラスになることは、間違いありません。


ちなみに、フィンランドで、
一番よく聞く言葉は、「モイ」と「ヨー」。


あいさつは、「モイ」と言えば、いつでもOKですし、
話には、「ヨ~」と相づちをうてば、OK。


街のカフェでは、ほとんどの人が、
「ヨー」「ヨ~」と言って、話し込んでいます。


日本の存在感は、日本製の家電製品や車は、全く見かけませんが、
うまい寿司店は、大衆的に受け入れられています。





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