【NY1メルマガ】ゴーン被告、突然レバノンに。引き渡し条約なし（2019.12.31メルマガ）

ゴーン被告、突然レバノンに。引き渡し条約なし（2019.12.31）

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こんにちは。児島です。 年末に、驚きのニュースが入ってきました。 日産の元会長、ゴーン被告（保釈中）が、 突然、レバノンに現れたというのです。 いったい、どのように出国したのか？ ゴーン被告は、日本との関係は、 完全に断つということでしょう。 きょうのメルマガです。 （2019.12.31）


■前代未聞、保釈中に海外へ 

 ゴーン被告が、 保釈中に海外へという、 前代未聞の出来事です。 レバノンでは、 プライベートジェットで出国したと、 報じられていますが、 出国経路は、何もわかっていません。 レバノンとは、 犯罪人引き渡し条約がありません。 つまり、レバノンが、 「ノー」と言えば、 レバノン国籍も持つ、 ゴーン被告は、 そのまま、レバノンに 住むことになるでしょう。 レバノンでは、ゴーン被告は、 成功者であり、「人気者」です。 レバノン政府は、 ゴーン被告の引き渡しを、 しないのではないかと思われます。 

■日本の法律では、無罪は不可能 

 ゴーン被告が、勝手に、 レバノンに出国したとなると、 日本では、無罪になることは、 もはや不可能です。保釈金も没収。 ただし、ゴーン被告の経済力からすると、 保釈金の没収は、痛くないのでしょう。 今回の事態は、 ゴーン被告が、日本の「正規の世界」と、 完全に袂を分かつことを意味します。 ゴーン被告にすれば、 このまま、勝手に、 「超法規的」な行為で、 レバノンにとどまるのでしょう。 レバノンでは、ゴーン被告が、 プライベートジェットで入国したと、 報じているようですが、 どのように日本を出国し、 どのようにレバノンまで飛行したのか、 詳細の判明を、待つことになります。 

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【編集後記】 
これは、前代未聞の話です。 プライベートジェットの時代だから、 ということなのでしょうか。 予想外の展開となりました。 きょうは、１２月３１日、 大晦日ですね。 良いお年をお迎えください。 （児島）


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