【NY1メルマガ】金融市場と、実体経済のタイムラグとは(2019.11.10メルマガ)

金融市場と、実体経済のタイムラグとは
(2019.11.10)
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こんにちは。児島です。 このメルマガでは、日本の景気は最悪、 と言っていたり、 超長期サイクルは、上向きと言ったり、 わかりにくいかもしれませんね。 きょうは、そのポイントです。

■金融市場と実体経済は、ずれる 

 金融市場が、暴落したり、 また、逆に暴騰したりする タイミングと、 実体経済の状況には、 「ずれ」があります。 金融市場の方が、 先に動くからです。 実体経済は、 株価が暴落しても、 すぐに社会全体で、 リストラ・解雇が、 行われるわけではありません。 徐々に、影響が波及して、 時間をかけて 広がって行くわけです。 また、株価が暴騰しても、 実際に採用を増やして、 雇用が改善するには、 長い時間がかかります。 

■1990年と2008年 

例えば、1990年に、 バブル崩壊があっても、 当初は、証券会社や不動産会社に、 影響しました。 その他の業界は、 すぐには、影響しなかったわけです。 しかし、1990年代の後半からは、 あらゆる日本の業界に、 悪影響が及び始めました。 
そして、 リーマンショックの2008年は、 超長期サイクル下降の底ですが、 底を通過したからと言って、 すぐに実体経済が 良くなるわけではありません。 金融市場は、2008年前後を底に、 反転していますね。 しかし、実社会では、 むしろ、厳しい状況が、 続いているわけです。 良くなるには、 10年、20年とかかるわけです。 

■戦争など動乱は、底を通過後に起きやすい 

 戦争など、社会での動乱は、 底を通過後の方が、 実は起きやすいのです。 日本の第二次世界大戦も、 1940年の底を通過してからで、 1941年12月〜1945年8月でした。 これは、実社会の生活悪化が、 金融恐慌よりも後になるため、 社会の不満や、不安が高まるのも、 その頃になるわけです。 
ですから、日本も、本来は、 今の時期には、 戦争に予算を使うぐらいの気持ちで、 低所得者への給付や、 長期的視野のインフラ更新などに、 カネを投じて、 デフレ対策をすべきなのですが、 逆に、いまの日本は、緊縮型であって、 過去の1930年代の誤りと、 同じパターンを繰り返しています。

つまり、国の財政など、 見かけの部分だけ、重視して、 多くの国民が、貧困化していることを、 軽視しているわけです。 これは、すぐに転換して、 デフレから脱却すべきです。 なぜ、低所得者への給付かというと、 低所得者の方が、ほとんどのカネを、 使わざるを得ない立場であるからです。 ですから、低所得者への政策が、 一番、経済効果が高いわけですが、いまの日銀のETF株買いにしても、 高所得者にカネを配分しています。 いまの日本の政策は、 逆をやっているので、 デフレが続いているわけです。

ということで、 話は戻りますが、 金融市場の話と、実体経済の話は、 別であって(=ずれている)、 それぞれの状況が異なるのは、 おかしなことではない、 ということです。 ですから、 株価が、あまり下がらなかったり することと、 日本の実体経済が最悪、 ということは、 併存することになります。

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