NY1メルマガ「デフレの終わり方」2018.6.26

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『デフレの終わり方』2018.6.26



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---きょうのご挨拶------
こんにちは。児島です。
日本の激しいデフレは、果たして、
どのような終わり方をするのでしょうか。
大きな「出来事」が、転換点となるでしょう。
------NewYork1本勝負---

■デフレ政策を続ける、日銀

日銀が、実際は、相対的に高い金利で、
金融緩和を行っていないのは、
これまでお伝えしたとおりです。


日本の円と、よく比べられ、
似たような為替レ―トの動きも多い、
スイスフラン。


スイスの場合、政策金利は、
マイナス0.75%(中銀預金金利)
です。


日本は、マイナス0.1%ですから、
大きな差があります。


日本のように、先進国が1国だけで、
通貨を持っている場合は、
スイス並みの政策金利が妥当です。


日本の政策金利は、相対的に高金利で、
日銀は、デフレモードの金融政策を、
自ら続けているのです。


■会合で、反対は1人がパターン化


日銀の金融政策決定会合は、8対1で、
賛成多数で決まるのが、パターン化して
います。
反対は、片岡委員のみ。
反対の片岡委員は、官邸寄り、とみられて
います。

安倍政権と、日銀の関係は、安倍政権が
デフレ脱却を迫り、日銀は、それを
「けむに巻く」という構図です。

物価2%の目標も、ついに、「放棄」されて
しまいましたね。

安倍政権は、FRBやECBのように
動かない、日銀に対して、本音の部分では、
従来から、やや疑念を持っているようです。
日銀に、官邸が、リフレ派の委員を、
送り込んでいるのは、その裏返しです。

放っておくと、白川総裁(当時)体制の
ように、デフレでも、そのまま動かない、
ということを、平気で行うからです。

1990年のバブル崩壊の前に、
過剰流動性が明らかでも、動かない日銀。

そして、今回は、異常なデフレで、
流動性の欠乏が明らかでも、日銀は、
動きません。

素人の庶民の方が、日本経済で何が起きて
いるのか、身をもって知っている、という
わけです。

つまり、「動かない」ということが、
日銀の習性としてあり、
その歪みが、日本経済や国民生活に、
大きな災いをもたらす、ということが、
これまで、繰り返されているのです。

■デフレの歪みは、どうなる?


1990年の前に、日銀が放置した
過剰流動性で、株価や不動産価格は、
暴騰し、そして暴落という事態に
なりました。


当時、事前に、適度な金融引き締めを
行っていれば、その後のバブル崩壊は、
緩やかだった可能性が、大きいのです。


猛スピードで、アクセルを踏み続けて、
暴落に、ぶちあたった、という感じです。



いまは、逆の意味で、
デフレ・スパイラルの猛スピードで、
日銀は、これを放置し、「何か」に、
ぶちあたろうとしています。

日銀のデフレ政策を終わらせる、
とんでもない「出来事」が、
何か起きようとしているのです。



日本社会も、さすがに長年のデフレで、
おかしくなってきています。


日銀のデフレ政策を覆す、「神の手」は、
今度は、何なのでしょう。


それが起きると、有無を言わせず、
金融緩和・インフレ型に転換せざるを
得ない、巨大な「出来事」が、日本を
襲うでしょう。

未曽有の大規模災害か、戦争なのか??
こうして、日銀のデフレ政策、
日本のデフレは、転換点を迎えるでしょう。


外的な「何か」が起き、
日銀が政策を変更せざるを得ない、
という状態です。


日銀が、その前に、動き始めることは、
かなり期待薄です。


日本国民にとっては、

極めて「労働生産性」の低い、
日銀の金融政策が、「労働生産性」を
高めてくれるよう、のぞみたいものです。
(2018.6.26メルマガより)




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