NY1メルマガ2018.1.16「日本が韓国にとるべきスタンス」

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日本が韓国にとるべきスタンス
2018.1.16


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---きょうのご挨拶--------------


こんにちは。児島です。

日本と韓国の関係をめぐって、
様々な意見が飛び交っています。

日本は、冷静な距離感が必要です。


-------------NewYork1本勝負----



■「告げ口外交」「二転三転」のミニチュアが・・


韓国へ行って仕事をしたり、海外で韓国人と会う機会が
あったときに、やはり感じるのは、
「告げ口外交」や「二転三転」のミニチュア版です。


とくに、反・韓国というわけではないのですが、
実際に経験するのは、やはり、「告げ口」的な対応とか、
「二転三転」なのです。


他の人に、どうのこうの、言いつけてみたり、
当初、言っていたことと、話が違うということが、
やはり、あるのです。


まさに、韓国政府の対応をめぐって、言われていることの、
ミニチュア版が、実際に、あるわけです。


ですから、日本は、韓国は、そういうものだと思って、
冷静な対応をとることが必要です。



■歴史をみれば、背景がわかる


なぜ、こうなのかと言いますと、やはり、これは、
歴史とか、国民性が関係しているようです。


つまり、歴史的に、半島国家であって、
常に、大国である中国の影響を受けてきたからです。


中国の王朝が変われば、前は、こうだったとか、
筋を通して言っていると、滅亡してしまうわけです。


ですから、何が正しいとか、正しくないとかではなく、
とにかく、中国の王朝の意向に、左右されるわけです。


まさに、命が、かかった状態で、こうした状況に適応してきた、
歴史があるということです。


ですから、そのときの状況や、他国の力の強弱によって、
対応を二転三転、変えてくるのは、
韓国にとっては、あたり前のことだということです。


日本が、譲る必要はありませんが、
日本としては、韓国は、そういう歴史、国民性であると、
最初から認識し、過剰に期待しないことです。


日本の過去の歴史をみましても、
韓国にかかわると、いいことがないというのは、
経験則上、明らかです。



■日本人は「軟弱」、一方で「日本好き」も


韓国は、徴兵制がある関係で、とくに男性は、
「日本人は軟弱」だとみる傾向があります。


これが、対日・強硬論の背景にあることは、
間違いないでしょう。


一方で、韓国人の観光客が、大勢、
日本を訪問していることでわかるように、
日本の綺麗さや、治安の良さに好感を持っている
韓国人も、意外といます。


反日が、韓国の国内では、普通になっているので、
日本がいいとか、好きだとかは、言いにくいわけです。



また、サムソンなど、韓国企業が、
特定の分野では、リードしているのも事実です。


スマホの音声認識などは、日本より、数年以上前から普及していて、
韓国人の持っているスマホに、驚いたことがあります。


スマホのシャッターをきる場合、日本はタッチしたり、押しますが、
韓国のスマホでは、本人が音声で呼びかけ、シャッターをきるという方法が、
かなり以前から、使われたりしています。


とくに、家電は、欧米では、韓国勢の存在感はあっても、
日本勢の存在感は、失われてしまっているので、
韓国の強い部分は、認識する必要があるということです。


これは、韓国が、好きでも嫌いでも、
現状認識が必要ということですね。


いま、南北統一に向けた動きが、進んでいますが、
統一しても、おそらく日本へのスタンスは、
あまり変わらないでしょう。


ですから、韓国は、そういう国だと思うことが、
日本には必要であるということです。



■日本第一主義でも、外国は知る必要


このメルマガでは、「日本第一主義」を提唱していますが、
これは、外国を知らなくてもよい、という意味ではありません。


とくに、日本の国内世論の盛り上がりが大きい場合、
実際の外国がどうであるのか、実際に、見て、知らないと、
判断を誤る場合があるためです。



東京大学名誉教授の平川祐弘氏は、
明治神宮が発行している「代々木」新年号の対談で、
こうした点について、鋭い指摘をされています。


引用のご意向が、わからないので、短く主旨を、
少しご紹介させていただきますと、


明治時代の連合艦隊の軍艦は、英国製で、
軍人は、英国の造船所まで、軍艦を受領しに行った。


このため、世界の中の日本を実感できた。


しかし、軍艦が「made in japan」になると、
愛国心の視野が狭くなり、国際協調路線が破られていった。



これは、まさに、大きな発見だと思うのですが、
軍艦を受け取りに、英国・日本を、はるばる往復することで、
等身大の国際感覚が身についた、ということを、おっしゃっているわけです。


実は、私も、20代の入社間もない頃に、約1ヶ月間、
船に乗って、香港やシンガポール、オーストラリアを
仕事でまわったのですが、良くも悪くも、
どの国がどんな感じかは、やはり実感はありましたね。


ですから、韓国についても、譲らずに、しかし、冷静に、
そういう国だと思って、距離感をもって、
対処することが必要でしょう。






※このメルマガは、長期の景気循環を念頭に、経済のファンダメンタルズについて書いたもので、
短期的な個別株式、為替の値動きを示唆するものではありません。
※情報の収集には、万全を期しておりますが、記事による、いかなる損失にも、責任を負うことはできません。

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