NY1メルマガ2017.2.5「驚くべき寛容さの、アメリカの聖域都市」

『メルマガ読者サロンページ』
ご自由にお読みいただけますが、初回のみ、無料メルマガにご登録下さい。
→まだ、無料登録がお済みでない方は、こちらから。
驚くべき寛容さの、アメリカの聖域都市
2017.2.5

【メルマガ登録(無料)・解除】
http://www.mag2.com/m/0000270230.html
まぐまぐ殿堂入り・「MONEY VOICE」採用メルマガ

【号外全面広告】お問い合わせ080-1721-5482(随時)
http://www.movie-marketing.jp/melmaga-koukoku


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは。児島です。
アメリカの聖域都市が、話題になっています。
トランプ政権は、歯止めをかけようとしていますが、
この点を通して、驚くべきアメリカの寛容さが、垣間見えます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■ニューヨーク、サンフランシスコなど全米に約300都市

聖域都市(サンクチュアリーシティー)では、不法移民がいても、
行政に在留資格の有無が問われることがなく、
不法移民も、公共サービスを受けれられるというものです。

アメリカの不法移民は、1000万人以上。

日本の感覚では、どうやって生活してるの?という感じですが、
聖域都市では、取り締まられることがないので、
公共サービスも受けられ、仕事もできるというわけです。

ニューヨークの街頭を見まわしても、いわゆる旧来の白人は、
3割から4割ぐらいの印象です。

通勤の服装は、とくに冬場は、色彩は地味です。

治安対策という面もあるのでしょう、
地味な服装で、さっさと歩くという感じです。

どんどん、移民や不法移民が、流入していて、まわりにどんな人がいるか、
わからないということもあるのでしょう。

ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなど、
おもな大都市は、この聖域都市となっています。


■駅に改札がない、アメリカ感覚

ニューヨークに、ロングアイランド鉄道というのがあります。

トランプ大統領の出身地のクイーンズなどと、マンハッタンを結んでいますが、
なんと、駅に改札がありません。

日本的には、えっ?という感じですが、そのまま自由に、出入りできる構造です。

乗客数が限られる時間帯は、列車で車掌さんが、切符をチェック。

しかし、朝夕は、通勤客も多く、そんなことはしていられませんので、
列車内は、ノーチェック。

そのまま、マンハッタンのペン・ステーション(ペンシルべニア駅)につくと、
改札がない駅を、みんな、どっと、そのまま出てゆきます。

ですから、アメリカ的には、改札のない駅は、普通なわけです。

このような感覚ですから、不法移民の問題を議論するにしても、
日本の前提とは、大きく異なるわけです。


■トランプ政権は、聖域都市への補助金を止めようとしているが・・

今、話題になっているのは、トランプ政権が、聖域都市に、
補助金を支出するのを、止めようとしていることです。

連邦政府の予算が、不法移民の公共サービスに使われるのを、
防ごうというものですが、
日本の感覚では、そもそも、「すごい世界」だな、という印象ですね。

不法移民は、1000万人を超え、さらに、アメリカの富をめざして、
どんどん増加。

メキシコの国境からは、業者による不法移民ビジネスでの流入も、
といわれています。

トランプ支持、反トランプのいずれの意見に立つにしても、
前提となる現状=アメリカの寛容度は、破格なレベルというわけです。




コメント