NY1メルマガ2017.1.27「トランプ大統領、次々と新政策を実施」

『メルマガ読者サロンページ』
ご自由にお読みいただけますが、初回のみ、無料メルマガにご登録下さい。
→まだ、無料登録がお済みでない方は、こちらから。
トランプ大統領、次々と新政策を実施
2017.1.27

【メルマガ登録(無料)・解除】
http://www.mag2.com/m/0000270230.html
まぐまぐ殿堂入り・「MONEY VOICE」採用メルマガ
【号外広告】お問い合わせ080-1721-5482(随時)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは。児島です。
アメリカのトランプ大統領は、次々と新政策を実施。
雇用の回復、景気上昇に向けて、具体策を次々と実施しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■雇用が第一

トランプ大統領は、景気回復には、雇用の回復と、
中間層の復活が不可欠とみています。

「グローバル化」の恩恵と、雇用と、どちらが効果が大きく、重要かというと、
雇用の方が、重要なためです。

トランプ大統領は、次々と大統領令を出し、雇用対策に乗り出しています。


雇用の重要性は、この前のメルマガでも、ご紹介しましたが、
物価は、下方硬直性があるが、雇用や収入は、下方硬直性がない=ゼロ、があるためです。

(参考記事)コンサルタントが言う、グローバル化が失敗した理由
http://archives.mag2.com/0000270230/20170124085004000.html

物価が、2割ぐらい下がっても、収入がゼロとか、7割減となれば、意味がないわけです。


これは、多くのエコノミストが、いくら「グローバル化」のメリットを話しても、
多くの米国民が、そんなことはない、と実感していたことであり、
NYの下町、クイーンズ出身のトランプ大統領ならではのアンテナ感覚で、現実を理解できたわけです。

(参考記事)アメリカの有権者は、トランプ大統領に「クイーンズ」を見たのではないか
http://archives.mag2.com/0000270230/20161116101411000.html



メキシコとの国境に壁、という大統領令も、荒唐無稽に聞こえますが、
次々と不法移民が流入して、賃金デフレを引き起こしている現実があれば、
対処しなくては、いけない、ということです。

つまり、米国の仕事が次々と増え、雇用が青天井であれば、話は別なのですが、
低成長で、仕事の「イス」の数は限られている。

すると、低賃金労働者の流入は、米国民の雇用にとって代わり(直接的・間接的)、
極めて単純な話で、賃金デフレと雇用の喪失を招くわけです。


限られた「イス」を誰がとるか、という話ですから、米国民の雇用が失われるのは、
単純に、需要と供給の関係で、明らかだったのです。

そして、雇用が失われると、国力も衰退します。

トランプ大統領は、雇用と中間層の復活で、アメリカの活力を取り戻す政策です。

移民については、高成長の経済で、移民以上の雇用の増加があれば、状況は違うのですが、
現状の米国では、そこまでは雇用は増えておらず、単に安い労働者への振り替えが、
起きていた、ということです。

■トランプ外交も、本格化

トランプ外交も、本格化。

英国のメイ首相との会談で、米英の緊密な関係を確認。

米英両国は、ともに、これまでの「グローバル化」を見直し、
新政策を歩みだします。

メイ首相は、イングランド銀行にも勤めた経験があり、
会見のライブ映像でも、話がしっかりしています。

日本では、一時のピンチヒッターというか、
「代打要因」みたいな感じでみられていますが、
本格政権となる可能性は、十分です。

このように、米国と英国が、しっかり連携して、
政策を進めるという、外交の軸、安定性があります。


また、トランプ大統領は、アメリカ・ABCテレビの
ABCワールドニュースのキャスターとのインタビューで、
シリアを安全な場所にする、と言明しました。

ABCワールドニュースは、全米に放送される
ABCの看板番組です。

こうしたトランプ大統領の、外交姿勢もあり、
米国メディアも、以前の単純なトランプ・バッシングから、
最近は、トランプ大統領の政策の中身へと、やや報道内容が変化してきています。



コメント