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12月相場の特徴とは 2016.12.19.
こんにちは。児島です。いよいよ、12月相場(為替相場)の特徴的な時期がスタート。今年は、どうでしょうか? (2016.12.19)
■12月後半に一変も
これは、多い特徴ということで、絶対今年もなる、という話ではありませんので、そういう前提にて。
12月は、前半と後半が、一変することが多いです。為替レートで、前半が上がれば、後半は下がる。前半が下げれば、後半は上がる。これは、12月特有の動きです。
■理由は、欧米の休暇とポジション調整
こうした動きの理由は、欧米のクリスマス休暇と、相場のポジション調整です。
クリスマス休暇については、何度が書いていますので、過去のページをご参照ください。
欧米の金融機関のトレーダーは、利益を確定させて、高額報酬をゲット、というわけです。
クリスマス休暇をはさんで、不透明な勝負をする
必要がありません。
ですから、12月前半までの動きは、止まりやすいです。
また、ポジション調整の意味でも、12月は年度末。これまでのポジションを解消させようという動きは、出やすくても、これから大量の資金でバンバン買おう!とか、バンバン売ろう!というのは、あまりないです。
ですから、12月後半は、それまでの逆に動くことが多くなります。
1週間の動きを例に、比較しますと、金曜日の動きに似ています。
金曜日も、土日を前に、上下。または、下・上の、動きが多くなります。
つまり、年をまたいで、ポジションを持続する動きは少なく、年末年始を前に、ポジションをフラットにする動きが多くなります。
一方で、市場参加者は、少なくなりますから、
思わぬ急速な為替の動きをみせることもあります。
たとえば、2005年の12月をみましても、ドル円の上昇が一変し、急速な調整モードに入りました。
数ヶ月の調整期間を経て、ドル円は、2006年に、再び上昇。
それまでの上昇が、いったんスタートに戻り、再出発、のような感じです。
ですから、こういう動きを避ける意味でも、欧米勢は、クリスマス休暇前、12月の米国FOMC会合あたりで、ポジションを解消します。
さて、今年の12月は、どうでしょうか。
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