NY1メルマガ2016.12.13「トランプ次期政権は、実は正統派に近い」

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トランプ次期政権は、実は正統派に近い

2016.12.13　　　　



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こんにちは。児島です。
最近は、トランプ大統領（次期）についての
報道も、変化してきました。
共和党有力者やゴールドマンサックス出身者が、
次期政権の要職に次々と内定し、実像が明らかに
なってきました。

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■イヴァンカさんへの見方も変化

最初に、トランプ大統領（次期）が決まった頃には、
娘のイヴァンカさんについて、日本での当初の見方は、
身内びいきの親と娘、と、みられていましたね。

公私混同とか、そういう見方が多かったですね。

しかし、イヴァンカさん（３５歳、既婚、子供３人）は、
難関のペンシルバニア大学・ウォートン校を卒業。
（父親のトランプ次期大統領も、同じ）

ファッションモデル、ファッションブランド販売、
トランプ・オーガナイゼ―ション（不動産開発など）
副社長をつとめる実業家。

ニューヨーク育ちで、手掛けるアパレルも、ＮＹテイスト。

ですので、外部のコンサルタントにアドバイスをもらうよりも、
身内の方が、良いアドバイザーであった、ということです。

ＮＹのテレビＣＭを見ていても、リビングルームのＣＭ場面では、
イヴァンカさんのようなタイプが、多く見受けられます。

■娘婿のクシュナー氏

また、イヴァンカさんの夫で、トランプ大統領（次期）からは、
娘婿にあたる、クシュナー氏は、選挙のアドバイスや共和党との
橋渡しの裏方を担当。

クシュナー氏の祖父母は、ポーランドでナチスの迫害から逃れて、
アメリカに渡り、クシュナー氏もユダヤ教徒。

不動産会社とニューヨーク・オブザーバー紙を経営。

メディア、共和党、ウォール街との橋渡しが可能で、
トランプ大統領（次期）が、早急に要職の人事を進めることが
できたのも、クシュナー氏の働きが作用しているでしょう。

トランプ大統領（次期）は、下町のＮＹクイーンズ出身ですし、
クシュナー氏の祖父母も、ポーランドから逃れてきたということで、
似た環境というか、境遇の流れにあるのでしょう。

成功者としては、アメリカンドリームの体現者です。

ということで、トランプ大統領（次期）の共和党政権は、
傍流というよりも、むしろ正統派の共和党政権に近い性格に
なろうとしています。