NY1メルマガ2019年3月「ストラスブール会談の意味」

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ストラスブール会談の意味
2019年3月


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------きょうのご挨拶---------------------


こんにちは。児島です。

きょう未明には、
ストラスブール会談をめぐって、
ポンドが急上昇。

原因となったのは、
メイ首相と、
EUのユンケル欧州委員長の
会談でした。

きょうのメルマガです。


----------------NewYork1本勝負-----------



■「ストラスブール」とは


日本人には、あまり、なじみがない、
「ストラスブール」。


フランス北東部の都市ですが、
欧州議会(本会議場)があり、
EU加盟国の
ある意味、
「第2首都」のような
感じになってきています。


位置は、ドイツとの国境である、
ライン川のフランス側。


かつて、ドイツとフランスが、
領有権をめぐって、
武力衝突を繰り返したエリアです。


この地に、象徴的に、
欧州議会(本会議場)などが、
置かれています。


交通は、EUの誕生で、
ライン川の対岸の
ドイツへ自由に移動可能に。


ですから、
ストラスブールというのは、
EUには、大きな意味がある
都市です。



■ルクセンブルクの元首相、ユンケル委員長


さて、欧州委員会の
ユンケル委員長というのは、
これまた、
EUの融和の象徴とも
言えるかのように、
ルクセンブルクの元首相です。


なにかと、
ドイツとフランス間で
利害の対立が生じた場合に、
仲裁できる立場であり、

実際、ユンケル氏は、かつて、
ルクセンブルクの首相時代に、
ドイツのコール首相(当時)と、
フランスのシラク大統領(当時)の、
仲をとりもったエピソードが
知られています。



ユンケル委員長の任期は、
2014年11月から、5年間。


そうです、2019年(今年)の
11月には、任期がくるのです。


後任として、
ドイツのウェーバー氏の
名前があがってきています。


はたして、ルクセンブルクの
ユンケル委員長のように、
EUは、うまくいくのか?


こうした側面からも、
英国のEU離脱の意味が、
どうなのかは、
今年11月の
欧州委員長の交代後に、
はっきりしてくるといえるでしょう。



今回のメイ首相と、
ユンケル欧州委員長の会談では、
EU離脱案の修正が合意となり、
マーケットは、
未明の時間帯に、
ポンド高となりました。


ただし、これを、再び、
英国と、EU各国の議会で、
はかることになります。





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【編集後記】
ストラスブールは、
日本では、
なじみが薄い都市ですが、
EUには、大きな意味が
あるんですね。
(児島)

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